ぼくは大好きなカエサルとおなじキャラ?!
2015.10.02
経営者へのメッセージ
とかく人は
性格分析が好きなものである。
血液型占いなど
その際たるものだ。
そうした性格分析の一つに
MBTI というのがある。
日本人には
あまりなじみがないかもしれないが、
アメリカの
ビジネス本などを読んでいると
たびたび紹介されているツールである。
MBTIとは、
マイヤーズ・ブリックス タイプ指標
の略語である。
それは何かというと
フロイトにならぶ
心理学の大家
カール・ユングなどの
研究をふまえた
性格分類法なのである。
では、どういう考え方なのか?
簡単に見てみよう。
MBTIでは
人間のタイプを
4つの切り口から
ぜんぶで16のタイプに
分ける。
その切り口とは、
その人の
・世界関わり方
・情報のとり方、
・意思決定のしかた
・意思決定の方針
なのである。
まず、その人が
社向的(E)か、
内向的( I )かを見る。
次に
自分の外の世界の
情報収集のしかたについて
感覚によるか(S)
直観によるか(N)を見る。
そして
情報にもとづき
ものを考え
ことを決めていく方法が
思考(T)によるか
感情(F)によるかを見る。
最後に
ものを決めたり
生きていくスタイルが
決断型(J)か
柔軟型(P)を見る。
こう考えていくと
人間の外界への関わり方、
思考回路、生き方から
その人のキャラクターが
見えてくるというわけだ。
以上のように
関わり方 内向 I ↔ 外向E
情報収集 感覚S ↔ 直観N
決定方法 思考T ↔ 感情F
ライフスタイル 決断J ↔ 柔軟P
の組み合わせで人の性格は
16に分類されるわけである。
今から10数年も前に
『16の性格』という本を
興味深く読んだことが
思い出される。
さて、性格分類というと
粘着質、胆汁質などといった
古典的なものや
血液型占いといった
ほほえましいものから
・4つの性格
・ユダヤのエニアグラム
・フロイトのエゴグラム
・ベルビンのチームロールなど
さまざまなものがあるが
そもそも
性格を分けて
だれかをこんな人だと
いうことに
どんな意味があるのだろう。
MBTIの場合、それは、
たとえばチームの
個々のメンバーが
この人はこんな人なんだと理解し、
性格の多様性を認め
チームの力を高めるために
役立たせることではないだろうか?
そういう意味で
経営者やリーダーの皆さん
一度、メンバーの協力を得て
自分も含めて
診断をしてみたらどうだろうか?
もし実施する場合には
それを基に、
みんなで対話し、
相互理解を進めることを
お奨めする。
ちなみに
診断の方法や、タイプの説明は
インターネット上で
ぎょうさん見ることができるから
大いにご利用ください。
ご参考までに
わたしのタイプは
ISTJ型である。
内向・直観・思考・決断型。
なんぎな性格らしい。
理想に向かって、
理論を組み立て
その実現に向かわなければ
気が済まないタイプで
人との軋轢を
ものともしないタイプだからだ。
家内に見せると
にべなく「一人で生きとき」と
ありがたいフィードバックを
もらった。
〇人には
世界を幸せにしたい
この私めの気高い思想は
わからないようである。(ためいき!)
それにしても
インターネットのとあるページに
わたしとおんなじタイプの
有名人のリストで
ケネディはともかく
なんと、
ユリウス・カエサルに
ハンニバルが載っていたのは
ものすごくうれしかった!
この二人
ローマ人の物語を読んで
私がもっとも共感できた人物たち
なのであった。
コンサルティングと会計事務所の融合
組織デザイン研究所&御堂筋税理士法人
税理士コンサルタント 小笠原 でした。