マルチリンガルに憧れるなあ
2018.05.29
ブログ
この前、銀行系のセミナーで
お会いしたある中小企業の
経営企画担当の社員さんは
お若い台湾出身の女性であった。
日本語も達者で、
いただいたメールも問題ない。
しかし、さらに驚いたのは
日本語、英語以外にも
ドイツ語もできるということだ。
とすると4ヶ国語を話される。
うーん、マルチリンガル!
うらやましいなあ!
センスもあって、耳もいいのだろうな。
だいたいが語学の上達は
コミュニケーション能力によると
思っている。
私など
コミュニケーション下手で
理屈ばかり考えてしまうから
からっきしダメである。
しかし憧れるマルチリンガル
・・・死ぬまでに、
英・独・伊・仏の
日常会話できるようになりたい!と
大それたことを以前から思っている。
思うのは勝手だからいいでしょ。
中国語は発音が難しそうだから
難聴の私ではお手上げ(;^_^A
というわけで最初から放棄。
さて、現状は?である。
まず大阪弁はネイティブである。
それにかなり古典的な
ボキャブラリーがあり
純粋のアクセントづかいもできる。
(だから、最近の大阪弁の
乱れぶりには忸怩たる思いがある)
一方、東京弁はかた言である。
となると・・・
道は果てしなく遠い!?
まずはイタリア語からと
ほったらかしだった
「はじめてのイタリア語」の本を
最近、漫画がわりに暇な折に
読みかけている。
なぜイタリア語なのか?
イタリア語は
ラテン語の直接の子孫である
ロマンス語である。
ロマンス語はさっぱり知らないので
それ系を知りたいからである。
フランス語、スペイン語なども
同じようにラテン語の子孫である。
単語をみると
ラテン語との関係
英語との類似の類推など
なかなかおもしろい。
やたら動詞が活用するが
そんなのは日本語でなれているから
こわくない、こわくないと
自分に言い聞かす。
私のことをいうときは
動詞は「・・・オ」で終わる
君のときは「・・・イ」、
あなたのときは「・・・ア」「・・・エ」
われわれのときは「イアーモ」・・・
全部で6種類である。
日本語が同じように
「私は食べオ」
「君は食べイ」
「あなたは食べア」
だとおもしろいだろう。
問題は
直接法 現在形、近過去、
半過去、大過去、未来形
条件法、命令法・・・
やたら時制があることだが
怪しげな外国人でいいので
現在形、近過去、半過去、未来形
ですます予定。
イタリア人は、フランス人とちがって
ほめ上手でやさしいから
これでいいのだ。
動詞の語尾は
「…アーレ」
「…エーレ」
「…イーレ」
の3種類
「カンターレ」は歌う―
「カンテーレ」は関西テレビ
「食べターレ」
「飲ミーレ」
「眠りテーレ」
てな感じだろうか。
(事例が欲望の充足
に関する動詞になるところが
悲しいが)
日本語なら
五段活用、上二段活用、
下二段活用、か行変則活用
みたいなもんだろう。
名詞は男性と女性の区別がある。
これはめんどうな。難敵である。
英語にはこれがないから
世界共通語になった!?
男性名詞は
単数「オ」で終わり、複数は「イ」
で終わる。
女性名詞は
単数「ア」で終わり、複数は「エ」
で終わる。
だから
フェデリコさんは男、
フェデリカさんは女
安雄は男、
安奈は女
みたいなもん。
冠詞、形容詞も
同じように変わるから
これが韻律、リズムを生んで
心地よい。
ウナ マッキナ ロッサ
una macchina rossa
(a red machine)
一台の赤い車
リズミカルで
かっこいいですね。
よくつかう「ブラヴォー」も
実は男に対するときだけ。
ほんとは
女になら「ブラヴァー」
みんなになら「ブラヴィー」
とするのである。
おもろいなあ
とてもあたまがついていかんなあ
体で覚えななあ。
こうなると
片言でもしゃべりたく
なってくる。
そや!今度、
近所のイタリア領事館の
おとっつあんらがよく来る
イタメシ屋のおやじに
相手になってもらおう!
ボケ防止である。
フランス語→ドイツ語と道は長い
死ぬまで楽しめるやろ。
会計事務所と
経営コンサルティングの融合
御堂筋税理士法人&
組織デザイン研究所
小笠原 でした。