即戦力人材の威力
2012.12.05
ブログ
毎月、出席している得意先の会議がある。
そこに新たなメンバーがお二人加入されている。
お二人とも、その会社に縁の深い会社から移られた方である。
そのおふた方が、それぞれの得意分野で
課題の解決に取り組まれ始めている。
従来、その分野は社内で人を得ず、
なかなか改善ができなかった分野である。
中小企業から成長をしていこうとするならば
さまざまな領域で壁にぶつかる。
そのひとつが人材である。
専門的なノウハウやマネジメントの経験で
自前の人材だけでは解決、突破できない。
問題領域の実態を調べての
今回の会議の報告をお聴きしていると
課題に対して着実に手を打ちつつあると実感され
とても頼もしく感じている。
従来の幹部の力がさらにそれに触発され
相乗効果が期待できてうれしい限りだ。
わたしは個人的には、
人材は新卒社員を自前で育てる主義であるが
それとても、よき人材に恵まれれば
こうしたスカウト、即戦力のリクルートは
威力を発揮するし、必要だとあらためて実感した。
もちろんそれには、候補者の力量を
見定める十二分な機会があるなど
いくつかの注意深い条件の必要性があるが・・・。
弊社などの場合を見ても、一応使える人材としては3年、
しっかりとした幹部に育ってもらうには10年を要するから
その場合、人材の投資は、長期の先行投資となる。
そこにはリスクを伴う意思決定がある。
われわれのお客様でも事情はよく似た場合が多いように思う。
良質な新卒人材を採用するマーケティング活動と
数少ない、有能な即戦力を
さまざまなご縁やネットワークから
見つけ出し、加入してもらうのも
とても重要な課題である。
また、それは会社を支援するわれわれのできる
意味ある貢献だとも思うわけである。
コンサルティングに強い 税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。