女性の営業リーダー育成研修でずぶの素人に決算書の見方を教える
2018.06.14
ブログ
とある大企業の
女性の営業リーダーを育成する研修で
決算書の見方を教えた。
受講者の全員が
決算書を見るのは初めてという
私にとっても初めての体験である。
ボキボキ!指を折り、腕が鳴る。
決算書とはなにか?
損益計算書は何を示し、
どう見るのか?
貸借対照表は何を表わし、
どう見るのか?
経営指標は何を示し
どう見るのか?
予定の時間を超え
3時間かけて
ゆっくりと
ビジュアル中心に
ひらがなで、たとえ話で説明した。
そのあと、
お得意先2社の経営の診断書
(私が作っている簡単な決算分析)
と、
両社の帝国データバンクの
信用調査報告書をお渡しして
決算書からみた両社の
儲け方とお金の構造の特徴と課題、
そして両社の比較評価を
グループでまとめていってもらった。
時間は2時間
各グループからお呼びがかかると
私が行って、解説したり、ヒントを与えたり
女性らしく、ワイワイガヤガヤ、
そしてまじめに課題に取り組んでもらった。
いよいよ、各グループからの発表です。
そのでき具合は?
いやあ、驚嘆しました!!
すごく、的を射ているのだ。
もちろん、ずぶの素人だから
ちょっとした勘違いはあるが。
それにしても
的確な評価と発表であった。
おせじでなく
経理担当者の発表と
遜色ないだろう。
事務局の
営業管理の男性も
びっくりしていた。
「すごいですね。
まったくの白紙から
あそこまで分析できるように
なるなんて!」
私もうれしかった!
そのあと、皆さんと
飲み会をした。
皆さんからは
すごくわかりやすかったという
ありがたいフィードバックと
もっともっと
学びたいという意欲ある言葉を
お聞きできた。
また
「先生はそれぞれの参加者を
よう観察していらっしゃいますね」
という
苦手な方面で
思いもかけない
お言葉をいただき
お酒がますます心地よく
体内を巡ったも。
同席されていた
営業所長に、
この人たちと営業マンを
総入れ替えしたらどうかと
冗談とも本音ともつかぬ
提案をした。
それにしても
能力、意欲ともとても高い!
こんな方々が
営業サポートということで
無役の名刺で仕事をされているのだ。
大企業の
人的資産のすごさと
そして
活用の可能性を感じるとともに
もったいないことおびただしい
思いがした。
すてきな女性の皆さんと
楽しい時間を過ごさせていただき
またの機会を楽しみにして
家路についた。