子どもの教育のまとめ
2016.11.22
読書と修養
フェイスブックで
ご紹介した
イギリスの哲学者
ジョン・ロックの
『子どもの教育』を
まとめてみました。
ご興味があればどうぞ。
1.習慣の形成
身体の鍛錬
→習慣の形成
←賞罰を与える
習慣のつけ方
本人・ 小さいころ → 大きくなる
・・・・・・・動 物・・・・・・ 人 間
・・・・・・・・↓・・・・・・・・・・↓
・・・・・・・訓 練・・・・・・ 尊 重
父親 ・・ 支 配・・・・感謝される→権威
賞罰の与え方
理性と正義による
賞・・・尊重→ほめる
罰・・・恥辱→無視する
どんなときに罰するか
徳…節制・正義・勇気・賢慮に反するとき
愛…欠けるとき
しかるのは、一人のとき
ほめるのは、みんなの前で
2.しつけ
しつけの基本はのびのびさせる
できるまで繰り返させ、みきわめる。
規制は、はじめ少なく、徐々にふやす。
習慣化は、させる→思い出させるで
礼儀作法は、
お茶・踊り・道のスポーツで
他人から身につけさせる。
一貫性あるお手本をしめす。
勉強に愛好心と興味をいだかせるには
子どもが意欲を示すときをねらう。
学ばせる方法
手本を示し、信頼と評価をする。
おすすめは、遊びのようにさせること
だめなのは、義務や要求
罰の具体策→立たせる、反省文
そのあいだ反省させるような機会がよい。
罰の目的は
再発防止と贖罪のきもちを起させる。
あまり神経質にならず、支援的な気持ちで。
体罰は最終手段である。
ゆっくりと手加減して反省を見ながら
作法のしつけは
手本と悪い見本を見せる。
他者の実例に出会ったらコメントする。
先生には尊敬の態度で接する。
→子どもが尊敬するようにもっていく。
おもちゃでなく、教育にお金を使う。
親がこどもにできる
最高の贈り物だから
よい先生を探すこと
なによりも礼節を大切にする心が大切
父と息子との対話を促進する
父は子をきちんと扱うと
子は父に相談するようになる。
子どもに相談を投げかける。
以下具体的なしつけ項目
➀わがままをさせない
・・自然の要求以外は要求を退ける
・・理性に従い欲望を抑える。
・・子ども同士仲良くさせる
・・他人に惜しみなく与える
➁なきさけびへの適切な対処
・・わがままに対しては断固
・・苦痛・苦しみに対してはおだやかに対処
➂勇気
・・苦痛になれさせる
・・赤ちゃん→苦痛に近づけない
・・幼児→苦痛になれさせる
・・小さな苦痛にあわれまず
・・適度な苦痛を与える
・・勇気ある行動の助長
・・→はじめは手助け
・・のちは一人でさせる
➃残酷への嫌悪
・・不注意で起こしたこと
・・→おだやかに、多めに
・・他人に対する丁重な態度
➄好奇心を助長する
・・質問に答える
・・説明をさせる
・・めずらしいものを示す
➅怠惰への対処
・・話して聞かせる
・・→冷やかし、冷淡にする
・・→ずっとそのことをさせる
・・・・逆張りである
・・怠惰をみきわめる
・・補正は、肉体労働をさせる
⑦読書と勉強の習慣
⑧遊び道具
・・もたせすぎず
・・→想像力を刺激する
➈うそと言い訳への対処
・・最大の嫌悪を示す
・・→罰する
・・素直な告白へはほめて許す。
3.徳育(もっともだいじ)
➀神への崇敬
・・謙虚・使命・他者への愛
➁礼儀―交際の助長
・・場を雰囲気よく維持できる
・・相手の気持ちを愉快にする
・・方法を心得る
・・傾聴の習慣
4.勉強の順序
(17世紀の西欧の上流階級)
・・➀文字の学びをゲームで
・・➁ことばの学びをゲームで
・・➂本はさしあたりイソップ物語
・・・・次に暗記させるもの
・・・・信仰箇条や十戒など
・・➃書き方の練習をさせる
・・・・鉛筆の持ち方→姿勢→字の形
・・➄お絵かき
・・➅外国語
・・⑦リベラルアーツ
・・・・地理と歴史→算術→天文→幾何
なにやら箇条書きに
なってしまいましたが
キーワードで心に
ひっかかるものがあればどうぞ。
経営コンサルティングと
会計事務所の融合
組織デザイン研究所&
御堂筋税理士法人
税理士コンサルタント
小笠原 でした。