御堂筋税理士法人創業者ブログ

来年のはじめに、SMBCコンサルティングさんで
『数字の読み方・使い方』というセミナーを担当させていただく。
今年で7年目になる。
毎年、少しづつ内容を見直しているが、
さて、だんだんわかりやすくなっているものだろうか。

資料を作りなおしていて、
ふと、数字と経営管理ということに思いを馳せてみた。
決算書というと、儲けてお金が残っているかをみるものだ。
つまり、利益と資金の管理だ。
考えてみると、経営のパフォーマンスの究極のものさしだ。
経営者はよく管理しなければならない。

利益と資金の管理となれば
利益の管理とは、生み出すもの(経済的価値)の管理ということだし、
資金の管理とは、つぎ込むもの(事業投下資金)の管理ということだ。

利益の管理とは
売上の管理と、仕入の管理、その結果としての粗利益の管理と
そして固定費の管理だ。

売上や、粗利益の管理の要諦は、
分けて数字をとらえることだ。
つまり、製品別、得意先別、店舗別などで細かくチェックすることだ。

固定費の管理の要諦は、
寄与しているかどうかだ。
この経費は働いているか?常にそのことを問いかけることが大切だ。
ときどきは、全面チェックしてみる。
特に人材だ。一度全員の得意性をたな卸ししてみてほしい。
その上で、力を発揮できるようにすることだ。

資金の管理となれば、
資金を性質別にわけて考えることだ。
お金の管理、売掛金の管理、在庫の管理、設備の管理だ。
これは資金という光の当て方もあれば、
資産という光の当て方もあるだろう。

お金の管理では、まずお金がいくらあるか見定めることだ。
お金とは、お金(各種の預金)-借入金である。
これを純資金という。
まず純資金をプラスにしなければならない。
その上で、いくら純資金がほしいかだ。
それは、あなたの思想による。

資金は水ガメだから、
いざというときに安心できるだけほしい。
それは、何かの投資をするときにどれくらいあればよいか。
不況のときに社員が路頭に迷わないようにするには
いくらお金があればよいか。
将来、役員や従業員が退職するにあたっていくらお金がいるか。
これらを考えて、お金を貯める目標が必要だ。
できればそれを効率的に貯めたいから、
節税や投資運用に心がける。

上に挙げた、お金を貯める目的、
投資準備、不況準備、退職金準備などによって
貯め方もたがえる必要があるだろう。

特に退職金準備などは節税により外部積み立てを考えたい。
また、お金に稼がせるために利回りの運用目標をぜひとも掲げたい。
目標は行動を生み出すからだ。

売掛金とは、貸付金だ。
だから少ない方がよい。
だれに貸すのか、どれだけ貸すのかの方針はあるのか?
なければきちんと作る必要がある。
売掛金規定だ。
また、どのようにとりっぱぐれのないように監視するか。
しっかりとした定見が求められる。

在庫もおなじだ。
それだけ要るのか?どうしたら効率的な在庫となるのか?
よくよく考えてほしい。

4つ目はに設備だ。
持つものは少ない方がよい。
いかに必要最小限で運営していけれるかだ。

資金では、お金を調達することが大事だ。
主には、買掛金と借入金だが
特に仕入の管理は光を当てたい分野だ。
支払の条件は資金調達に直接関係するが、
仕入そのものの管理は利益に直結するから
経営者が関わってほしい。

さて以上で利益と資金の管理となる。
さきほどお話したように資金を資産とすると
少し、管理するものが増えてくる。

実はとても大事な資産の管理が
これだけの範囲では抜けてくる。

それは、人材とノウハウと顧客だ。
それぞれ定期的にまとまったたな卸しの思考が必要だ。
人材なら、強みを考え育成と分担をさせる。
定期的に、話を聴いて養生させる。

ノウハウなら、区分けしてそれをより強化する方法を考えることだ。
さらなる研究、共有化・・・なすべきことはたくさんあるはず。

最後にお客さまだ。
どう関係性を深めながら、相手のビジネスの発展に貢献できるかである。

とりとめもない話になって
わかりにくいかもしれない。
少しでも皆さんのヒントになればなによりである。

コンサルティングに強い 経営エンジン研究所 税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。

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