新型肺炎の業績への影響を至急に調べ対策を相談する
2020.02.29
お客様の支援
御堂筋税理士法人の小笠原です。
新型肺炎のニュースが
過激なまでにかまびすしい昨今ですが、
それに決定的に輪を掛けたのが
安倍総理を中心とした政府の対応姿勢ですね。
会合の自粛要請や
学校の臨時休校など
徹底的な対策です。
それにもまして企業業績へ
致命的な影響を及ぼしつつあるのが
世界の部品工場、中国からの
部品の供給不足でしょう。
ここ数日で
業績への影響が決定的となってきました。
ある会社では部品が入らず
顧客への製品の引き渡すがずれこみ
決算に重大な影響が生ずるのが
不可避です。
弊社でも、さっそくに
社長が中心となって
お客様の業績への影響を調べています。
債権の回収への不安
資金繰りへの影響など
影響が大きい場合には
緊急の融資を迅速に決め
行動に移さなければなりません。
またお客様への
得意先の状況調査と把握
対策のアドバイスや決定も
欠かせません。
こうした天災地変、危急時において
会計事務所としては
お客様を防衛するために
すばやい状況把握と対策の共同検討が
とても重要だと
いつにも増して感じているところです。
とはいえ、
こういう場合の報道の姿勢には
たいへん違和感を感じます。
最近読んだ、『ファクトフルネス』という本は
いわゆるビッグデータについて
局部的な見方をせずに
大きな視点、トレンドで
冷静な判断をすることの大切さを
説いています。
今回の肺炎の罹患の増加のパターンも
これまでのものと相似形だと思っています。
患者数の推移曲線の全体像について
知見があれば、いたずらに無知蒙昧の
われわれ庶民があわてふためき
浮足立ち、ヒステリー反応を
引き起こすような扇情的な報道は
つつしむべきものだと思うのですが
いかがでしょうか?
経営コンサルティングと
会計事務所の融合
組織デザイン研究所&
御堂筋税理士法人
小笠原 でした。