御堂筋税理士法人創業者ブログ

 年末は、年寄りといえども、何かと仕事が多い。ひとつずつ片付けていかなくてはならないが、今日は、来年度の目標を考えてまとめた。

 わたしはすでに半分リタイアしている気分だし、この12月で会社=㈱組織デザイン研究所の取締役を外れる。仕事の目標などといまさら年寄りの冷や水、いつまでも書生気取りでと恥ずかしい気もする。だが、“わが社は実験台”というスローガンもあって、なんらか仕事を続けている限り、スローガンの言い出しべえとしても、やはり、目標に取り組んで、仕事のノウハウや考え方を一歩でも前進させたいという思いはある。

 さて、経営陣から期待されている小笠原の役割とは何だろうか? 多くの分野で、最新の知見からは、知識が陳腐化しているからメンバーの足をひっぱることも多い。組織への貢献となれば、やはり短期的には変わることのない経営の考え方やコンサルティング技法の追求と、特に若い人材の育成が役割なのだろう。

 ということで、来年、目標管理する取組みとして、次の4つを掲げた。
徐々に仕事の店じまいをしていかなければならないこともあるし、テーマの数は少し減らした。

1 経営コンサルティングのノウハウ開発とその事業開発
2 若手人材、特に経営コンサルタントの育成
3 そのための自己啓発
4 セミナーを通じた顧客開発

 大した外連味(けれんみ)もない、平凡なテーマである。第1のテーマは、来年、コックピット経営コンサルティングを事業的に進めていきたいという社長の方針に沿った、プロジェクトの一メンバーとしての貢献である。第2のテーマは、わたしが最後のご奉公として取り組みたいテーマである。第3のテーマは、これがなければ2はないし、1もないのだから当然しなければならないことだ。第4のテーマは求められる限りで現役でありつづけ、営業マンのだいご味も味わいたいからだ。

 弊社の目標管理は、テーマ→目的→ゴール→取組みの内容→月別の活動内容、という順で、具体化させていく。

 まず、これらの取組みを統べる包括的なキャッチ・コピーだが、“経営コンサルティングができる会計事務所No1となるためのシニアとしての貢献”とした。

 そして、取組みをする目的は、経営コンサルティングができる、顧客に身近な会計事務所として、全国でニッチNo1となり、顧客とリクルーティングの双方のマーケティングで圧倒的優位を築く、という目的のために経営陣をサポートするということである。

 次に取組みのゴールは、
1 コックピット・コンサルティング事業の事業構築・ブランド化ができている
2 有為な人材の育つしくみが確立している
3 生涯学習による人格の陶冶
とした。まあ、日々の祈りをつらぬいて、ありのまま、心のおもむくままに実践して、ことが成就できればいいのではないかと思っている。

 さらに、そのための取組みの内容は次のように決めた。多少、皆さんには退屈だろうが、掲げておきたいと思う。

1 経営コンサルティングのノウハウ開発と事業開発

 ① 日々のコンサルティングの実践・実験・研究と
  そこからの気づきによるブラッシュアップ
  ⅰ ドラッカーの教えの展開と戦略経営
  ⅱ コックピットと会議
  ⅲ 学びつづける組織と組織開発
  ⅳ マネジメント開発
  ⅴ マーケティングと生産管理
 ② ノウハウやコンテンツの開発
 ③ コックピット・コンサルティングの事業開発
 ④ 新たなコンサルティング分野の探究

 その達成イメージは、お客様が理解しやすく、訴求性が高く、平凡だが気づきにくく、わかりやすいが思想的に深く、効果性の高い経営コンサルティング技法を築きあげ、そのノウハウを確立し、お客様に心底満足していただいているということだ。

2 若手人材、特に経営コンサルタントの育成

 ① 新人の教育
  ⅰ 導入研修と個人指導
  ⅱ 1~2年目プログラムの実施
  ⅲ SAトレーニングと御堂筋Spiritの伝授・浸透
 ② 経営コンサルタント育成(チームとして)
  ⅰ コンサルチームのサポート-projectの推進と読書会の開催
  ⅱ 同行によるOJT
 ③ コックピットコンサルタント大学の開催
  ⅰ コンテンツの開発と作成
  ⅱ 効果的な大学運営

 その達成イメージは、有為な人材が次々に排出されることだ。そのために内容を工夫し、トレーニーに期待し、心をかきいだき、よく彼らに訊き、彼らの話を聴き、彼らの言動を観察し、親身に教え、そして祈る。

3 そのための自己啓発 

 詳細はおこがましいので省略

 その達成イメージは、万事通達、和顔愛語、敬天愛人できるように『自彊不息』である。

4 セミナーを通した顧客開発

 ① 外部セミナー実施と顧客開拓
  ⅰ “わかりやすい解説と資料”の追求・開発
  ⅱ 聞き手に即座に影響を与える深い内容
 ② 新規セミナー受注
  ⅰ 特にシリーズ・セミナーの実施と受注、また受注構造の開発
    後継者育成塾、経営見える化道場、経営計画策定セミナーなど
 ③ 社内セミナー実施と顧客開拓
  ⅰ 経営計画策定セミナー・見える化道場など
  ⅱ Mdsjセミナー(お客様向けのWebセミナー)担当”

その達成イメージは、講義をお聞き下さった方々がとてもよかったと思っていただき、行動を起こされるような深みのある講義が常になされ、個別のご相談を常時いただけるということである。なんとも厚かましいことである。

 そして、これらの取組みに関する行動と成果の定量指標として、次の5つを挙げた。

・ノウハウ・コンテンツの作成数(本のまとめも含む)…少なくとも2つ/月
・人材育成への投下時間…20時間/月
・読書冊数…最低10冊/月
・セミナーの実施件数…30回/年間
・セミナーからの相談件数…非公開
である。

 さて、また、新たな一年間の取組みが始まる。もう老骨である。自然体で日々倦むことなく進んでいきたい。読書・自社で実験・お客様で実践・セミナー・人材育成で分厚い実践で、内容の充実、効果性の向上、お客様の満足、よい評判を生む、新たな気づきの良循環を実現させていきたいものだ。

会計事務所と経営コンサルティングの融合

御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所

小笠原 でした。

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