御堂筋税理士法人創業者ブログ

一方、企業の人格も、これと類してパターン化してみる。

企業は、『儲けてお金が残る』と、
万全の財務体質になるわけである。

そのためには、攻撃力に強く、防御力に強ければ、鬼に金棒である。

攻撃力を、『繁盛要因』、防御力を、『倒産要因』と呼ぼう。

ここでは、繁盛要因と倒産要因を別の要因として
別個に考えるところがミソである。
繁盛要因の欠如イコール倒産要因とは考えないのだ。

繁盛要因とは、アイデア力、快活さ、人懐っこさなどの強さである。
倒産要因とは、整理整頓さ、しまつさ、数字に強いなどの欠如である。

こう分類して、先のタイプインベントリーと
同じような『田の字』の表を作ってみる。

↑  □ □
↓  □ □
 ←→

横軸、繁盛要因、縦軸、倒産要因である。
極端な、タイプの特徴を言おう。

左上は、繁盛要因が低く、倒産要因が低いタイプである。
まあ、大したアイデア、派手さはないが、管理に強いタイプである。
野球でいえば、1対0でなんとか勝つチームか。

左下は、繁盛要因が低く、倒産要因が高いタイプである。
言っちゃ失礼だが、人がよいのが取り柄ではあるが、数字に弱いタイプである。
野球でいえば、2対7くらいで、残念だが必然的に負けるチームである。

右上は、繁盛要因が高く、倒産要因が低いタイプである。
アイデア力、営業力が高い上に、管理力も高いタイプである。
野球でいえば、9対1で順当に安定して勝つチーム。

右下は、繁盛要因が高く、倒産要因が高いタイプである。
アイデア力、営業力はやたら高いが、
派手で大丈夫かといぶかってしまうタイプである。
野球でいえば、7対11で乱打戦で結局負けるチームである。

さて、
前回の、タイプインベントリーと、
今回の、繁盛要因・倒産要因表の
二つを重ね合わせると、
極端な経営者タイプとその企業経営の帰結、
つまり、経営者と決算書のパターンがなんとなく見えてくる気がする。

儲けてお金を残すためには
簡単にいうと、
儲ける力が高く、その上数字に強いということだ。

多くの経営者を見てきた、私の体験から見ると
次のタイプインベントリーの表では、
■ のあたりに位置する人が、
経営者として財務的に成功しているタイプといえるだろう。

分析者         支配者
□  □  □  □  □ | □  □  □  □  □
□  □  ■  ■  ■ | ■  ■  □  □  □
□  □  ■  ■  ■ | ■  ■  ■  □  □
□  □  □  ■  ■ | ■  ■  ■  ■  □
□  □  □  ■  ■ | ■  ■  ■  ■  □
– – – – – – – – – – – – – – – – – – –  –
□  □  □  ■  ■ | ■  ■  ■  ■  □
□  □  □  □  ■ | ■  ■  ■  ■  □
□  □  □  □  □ | □  ■  ■  ■  □
□  □  □  □  □ | □  □  □  □  □
□  □  □  □  □ | □  □  □  □  □
援助者         促進者

では、■のようではない人はどうすればよいのか?

まず、勉強して、身につけることだ。
数字に強いというのは、経営の必要条件である。
だから、経営者というものはたしなみとして
数字にそこそこ強くなる必要がある。

次に、補完者をつくるということだ。
そして、経営の機能を分担し、
自分の不得手な分野は、
その人のいうことを尊重するということだ。
世界のホンダの、
本田宗一郎氏と藤沢武夫氏の補完がその見事な例である。

それができない人は、どうするか。・・・
・・・きわめて率直に言おう。
経営者をやめなさい。
あなたの力を活かしてくれる場で
だれかの元でがんばることだ。

「あんた、そんな無責任なことをいうな!」
とお叱りの方もいらっしゃることだと思う。
だから、だから、数字のたしなみを身につけましょうと
いうわけなのである。

いかがだろうか。

コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。


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