御堂筋税理士法人創業者ブログ

毎月、戦略会議をしているお客様

 

月次決算の分析をしていると

いっぱい儲けそこねをしている。

これはもったいなすぎる!

 

戦略会議で思った。

現場の所長のみなさんに

もっと数字につよくなって

業績をあげて

もらわなければ!

 

というわけで

別の日に、

皆さんに集まってもらい

朝7時から特訓をした。

 

以下は、

月次決算から

儲けそこないを確認し、

原因を調べ、儲けを増やす

考え方の手順を

まとめたものだ。

 

1.月次の分析と、2.累計の分析
 

 ➀事業所全体と

  各セクターの利益の検討
 

  ⅰ.輸送部門の利益の検討
    自車・傭車の利益の確認
    実績と計画差異の

    大きなものをピックアップする。
    実績が計画を超えていれば〇、下回れば×
 

  ⅱ.倉庫部門の利益の検討
    自社倉庫・外部倉庫

    の利益の確認
    実績と計画差異の

    大きなものをピックアップする。
    実績が計画を超えていれば〇、下回れば×
 

  ⅲ.事業所全体の利益の評価
    実績が計画、前年を

    超えていれば〇

    (すごくよい場合は◎)
    実績が計画を下回るも、

    前年を超えていれば△
    実績が計画、前年を

    下回っていれば×

    (大変ダメな場合は××)

 ➁輸送部門での差の著しい(下回る)

  セクターの原因検討

  ⅰ.自車の利益
 

    売上が少ない
     得意先ごとに

     計画、前年からの

     差が多いところを挙げる。
     得意先との運賃などの条件の

     不利なところを挙げる。
     車別の損益を調べ、

     低いもの、稼働していないものを挙げる。
     分のいい仕事を傭車に回していないか?
     新規の顧客開発が進んでいない。

    変動費が高くなっている
     道路使用料

     …長距離が増えている?
     燃料費

     …売上の変化に対して

     価格水準を超えて変化している
     長距離が増えている?
     外注費

     …緊急として、

     高い軽トラ便などを多用していないか?

    固定費が増えている
     人件費

     …ドライバーや事務の

     人間が増えている?
     額面通り働き、

     増収に見合っているか?
     償却費

     …増車、新車置き換えで増えている?
     その他…思い当たる節を考える。
   

   粗利益率が低い・・・上記の結果

 

 ⅱ.傭車の利益
    売上…

    自車との兼ね合いで考える。
    粗利益率が低い

    ・・・受けている金額と

    傭車代の関係を考える。

 ➂倉庫部門での差の著しい(下回る)セクターの原因検討
 

  ⅰ.自社倉庫の利益

    売上が少ない
     稼働率が低い

     →荷動きなどを調べる。
     外部に流れて、

     自社が空いていないか?

    固定費が増えている
     倉庫の人員が増えていないか?

     →売上の増加に見合っているか?
 

  ⅱ.外部倉庫の利益
    売上が少ない

    …稼働率を調べる。
    変動費が高くなっている

    …上記と同じ

➃対策を考える

  ⅰ.上記➁➂を解決、改善すると

    利益がどれだけ増えるか試算する。
 

  ⅱ.実状を調べる。
 

  ⅲ、専務、部長と相談して

   対策を決める。→期限を決める。
   必ず目標管理シートで管理するなど、

   紙で管理する。

⑤対策の実行結果を検討して、改善につなげる。
  ⅰ.面談や会議で報告、発表する。
  ⅱ.自力では不可能な場合には

    本社に助けを求める。
  ⅲ.他部署と連携して

    会社全体でもうけを考えること

3.決算予測を確認する
 このまま推移するとまずい場合には

 本社にも助けてもらい
 さらに真摯に取り組むこと

4.事業所のコックピットでの必要データ

 来期の資料に反映しましょう。

 ➀輸送
  主要な得意先ごとの

  売上の実績推移と計画・前年の比較
  新規の顧客開発の状況・

  実績推移と計画との比較
  車別(自車・傭車)の売上推移、

  スポットで依頼した傭車代の額
 

 ➁倉庫
  主要な得意先ごとの

  売上の実績推移と計画・前年の比較
  新規の顧客開発の状況・

  実績推移と計画との比較
  自車倉庫の稼働率
  外部倉庫の稼働率
 

➂コックピットの指標
  人員数・入社人数・退社人数・不足人員
  トラック台数・増車・減車・傭車台数
  スポットの傭車代
  1人当り粗利益(生産性)
  1車当りの売上高
  トラックの稼働率
  1日1車当りの売上高
  道路利用料・軽油代の自車売上高%
  事故件数、事故処理コストなど
  クレーム件数、クレーム処理コストなど
  倉庫面積
  自社倉庫・外部倉庫の稼働率
  坪当たり売上高

 

ホワイトボードで書いて説明したり

皆さんに

自分の部署の数字を見てもらって

あれこれ考えてもらったり

順番に理解状況を話してもらったり

 

皆さんもよーく

実状と課題はわかっているのだが

さて、業績改善となると

なかなか成果が出てこないのである。

 

実践の智慧、行動力、期限の意識

トップの支援など

まだまだお願いしたいことは

山積みである。

 

しかし、これは私の問題でもある。

共に解決していきたい。

以上

 

会計事務所と

経営コンサルティングの融合

 

御堂筋税理士法人&

組織デザイン研究所

 

小笠原 でした。


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