御堂筋税理士法人創業者ブログ

過日、ある部品メーカーにおじゃました。

社員数は国内だけで1,000名弱である。

オーナー経営者に

工場を少しご案内いただいた。

そこであらためて感心したのは

この人の社員に皆さんに接する

フランクさと腰の低さである。

初めてお会いした時から

つねに快活であられるのを拝見して

魅力のある方だなあという

印象をお持ちしたが

あらためてその感を強くしたしだいである。

訪問の目的は、ご依頼を受けて

幹部の教育をすることであった。

主に子会社の経営にあたる

方々向けのものであったが、

それだけではもったいないので

他の幹部の皆さんも受けていただいた。

プログラムは、

決算書の見方と

事業計画の立て方と実行管理法である。

経営者もご熱心に終日受講していただいた

そのプログラムの中で

わたしが強調したことのひとつが

会社にしろ、部門にしろ、職場にしろ、

そこのリーダーが、

その組織の風土、雰囲気を醸成する

ということだった。

そのことをおはなしするとき

わたしはワインの作り手に

たとえることがいちばんぴったりくる。

いいワインをつくるためには

いいぶどうを作らなければならない。

そのためには土壌を

いいものにしなければならない。

企業も

いい業績をあげるためには

いい人材を育てなければならず

そのためには風土を

いいものにしなければならない。

そのために、経営者が

心がけなければならないことは

なにかである。

ドラッカーが口をすっぱくして

教えてくれることは

「リーダーは聴け、話すな」

ということと

「真摯さに欠ける人間を

リーダーにしてはならない」

ということだ。

これは、第一に

高業績企業を創るには

メンバーが自由に

発言できる風土が必要で

それはリーダーが

メンバーに自由に語らせる

雰囲気をつくっているか

どうかにかかっている

ということを意味する。

そして、そうした

ふるまいができるためには

リーダーのもつ価値観が

決定的に重要である

ということを意味する。

だから、

経営者・リーダーは

自分の組織の雰囲気を

自らの作品として見るという

第三者的な見方が求められる。

経営者・リーダーは

そうした見方を糧に

自ら組織のガーディアン

(守護聖人)として、

そして、

卓越したワインを造るための

すばらしい葡萄をつくるために

よき土壌づくりに勤しむ

ワイン作り農家の農夫

のような

息の長い、ひたむきな努力が

必要とされるのではないだろうか。

それには

長い組織との、社員との

関わりの中からご苦労されながら

見出し、身につけた

心の姿勢、ことばと行動の叡智が

必要だが

この経営者の姿勢をみていて

そうした魂を感じ取れる気がした。

会計事務所の可能性を追求する

御堂筋税理士法人&

組織デザイン研究所

税理士コンサルタント 小笠原でした。


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