御堂筋税理士法人創業者ブログ

皆さん、おはようございます。
今日は、またまた
ドラッカー講座のお話ですよ。

少し前にお話したとおり
経営者に必要なスキルとして
ドラッカーは

①意思決定のスキル
②コミュニケーションのスキル
③管理手段のスキル
④分析のスキル
の4つを挙げました。

今日、いっしょに考えたいのは
コミュニケーションの
スキルについてです。

講座では10月に取り上げます。

コミュニケーション力が
だいじなことは
だれもが認めるところですよね。

「コミュニケーションが
 たらんのんとちゃう?」
「あいつ、
 コミュニケーション力が
 低いのじゃないか?」
などなど。

私たちはよく仕事上で
コミュニケーション力を
うんぬんします。

では、
コミュニケーション力を
高めるために必要な
スタンスはなにか?

仕事上での
真のコミュニケーションは
どうすれば達成されるか?

そして

コミュニケーションとは

経営でいかなる

重要性をもつのか?

この3つについて
考えましょうというわけ。

コミュニケーション!
わかったようでわからない

ドラッカーは
伝説の存在である
一角獣にたとえます。

まずわかっていること
として次の4つ
(ただし、われわれは
そのことすら
ほんまにわかっていない。)

①聞き手にわからなければ
 コミュニケーションは
 なりたたへん。

②聞き手が期待するものしか
 聞き手には届かない。

③でも
 コミュニケーションには
 話し手の要求が
 常にあるものだ。

④コミュニケーションと
 インフォメーションを
 同一視してはダメ

それがどないしてん!

そこなんですよね。
コミュニケーション原始人
から
コミュニケーション文明人
に私たちが
進化できるかどうかは。

だから
すなおに耳を傾けましょう。

そもそも
他人同士、かんたんに
相互に理解できるなんて
お気軽に考える方が
おめでたい。

なぜなら、そこには
たくさんの障害物
があるからです。

・話し手と聞き手の
 バックグラウンドのちがい
・使う言葉の意味合いが
 ちがうかもしれない。

・話しているときの雑音
・話し手の表現力
・聞き手の理解力
などなどですね。

わたしたちは
それを克服
しなければならない。

― まず、聞き手に
わからなければ意味がない
ということを
どう考えるか?

社長!なんぼきばっても
部下やお客さんが
理解できないと、
社長の熱弁は
ムダなんですよ。

だから?

まず、
今からしゃべることが
相手が理解できるか?
よう考えてから
しゃべりや!

次に、相手がわかる言葉で
しゃべりましょうよ。

ソクラテスいわく
「大工にしゃべるときは
 大工のことばを使え!」

さらに
相手がわかっているか
よーく観察しようというわけ。

メラビアンの法則って
知ってます?

コミュニケーションの93%は
言葉の中身以外の要素、
身ぶり手ぶり、トーンなど
だから、観察が必要なんです。

つまり
相手本位になれるかどうか
よく相手を観察するなど
まあコーチングの基本ですな。

「相手本位」

マーケティングと人生に

仏教的人生観と

キリスト教的人生観に

共通のキーワード!

― 次、
聞き手が期待するものしか
聞き手には伝わらない。

そう、興味あるものしか
聞かれないんです。

動物の耳を見ていると
知りたいことに
聞き耳を立てますもんね。
そういうもんなんです。

対策!
・相手の興味あることを話す。
・相手をむりやりこっち向かせる。
両方必要ですね。

― その次
われわれが
コミュニケーション
するとき、そこには
話し手の要求が
常にあるものだ。

そうそう
なんかしてほしいから
話しかけるんですよね。
つまり要求があるんです。

キリストは死後
迫害者サウロ
の前に現れて
「わしの味方に
 ならんかいな!」

といって
サウロの目に

レーザー光線を
まともにあてて
三日間、目がみえんように
してしまったとさ。
(使徒行伝)

有名なサウロの回心ですね。
以後、彼はパウロとなり
キリスト教伝道の
中心人物となった。

そんな影響力
あなたもほしいと
思いませんか?

影響力をもつための
4つのコツとは

①かっこいいなと
 真似したくなる
 ようになる。
②すごい
 説得力をもつ。
③すなおで
 場合によっては
 あなたが変れる。
④説得できなくても
 相手のために
 祈ってあげられる

ですって。
まさにかっこいいなあ。

― 最後に
コミュニケーションと
インフォメーションは
ちがう。
だからなんやねん?

インフォメーションとは
情報ですね。

情報とは、つたえる内容
コミュニケーションとは
相手がわかること

だから情報を
コミュニケーションと
考えてはだめ
それは唯物主義者ですね。

なんでも
割り切ればいいという。

情報は電車
コミュニケ―ションは
線路ですかね。

まあ皆さん
経営でまともに
コミュニケーションの
工夫をされ出したのは
最近ではないですか?

さらに経営者で
真剣にコミュニケーション力を
鍛えている人は
いまでも少ないのではない?

あきまへんな
そんなことでは。

せっかくいい考えがあっても
相手に伝わらない。

協力が得られない。

では、ドラッカーさんが
アドバイスすることは?

― ここから彼の思想です。

「コミュニケーションは
 下から上へ、
 知覚する者から
 なされなければならない。

 そのために、
 下にコミュニケーション
 能力があることは
 当然の前提である。

 双方が知覚し共有する
 ことのできるものに
 焦点を合わさなければ
 ならない。

 しかも受け手が
 すでに動機づけられた、
 欲求・信条・価値観に
 耳を傾けることから
 スタートしなければならない。」

「目標管理が
 コミュニケーションの
 前提となる。

 目標管理では、
 部下は上司に対し、
 組織全体もしくは
 自らの属する部門に
 いかなる貢献を
 なすべきであると考えるかを
 明らかにしなければならない。」

やはり、目標管理という

しごとの進め方が絶対に

必要ですよね。

皆さんはしてますか?

やってください。

やり方はお教えしますから。

ドラッカーのいいたいことは

コミュニケーションとは
窮極、
部下が考えたことを
上司と共有し
上司のアドバイスや
方向性を加味して
目標を設定し
それを部下が自己管理
していくことで成り立つ
ということなんです。

「自己目標管理においては、
 部下は上司に対し、
 組織全体もしくは
 自らの属する部門に
 いかなる貢献を
 なすべきであると考えるかを
 明らかにしなければならない。

 こうして明らかにされる
 部下の考えが、
 上司の期待どおり
 であることは稀である。

 事実、自己目標管理の
 最大の目的は、
 上司と部下の理解の
 仕方の違いを
 明らかにすることにある。

 もちろん上司と部下の理解が
 違っていたとしても、
 それぞれにとって
 それが現実である。

 実は、こうして
 同じ事実を違ったように
 見ていることを
 互いに知ること自体が、
 コミュニケーションである。

 コミュニケーションの
 受け手たる部下は、
 自己目標管理によって
 他の方法ではできない
 経験をする。

 この経験から、
 意思決定というものの、
 優先順位の問題、
 なしたいことと
 なされるべきこととの
 間の選択、

 そして何よりも
 意思決定の責任を知る。

 部下は問題を
 上司と同じようには
 見ないかもしれない。

 事実、ほとんどの場合、
 同じようには見ない。
 そのように見るべきでもない。

 だがそれでも、
 上司の立場の複雑さを
 理解する。

 さらには、
 その複雑さこそ
 上司の立場に
 固有のものであり、

 しかも上司が
 好んでつくり出しているもの
 ではないことを理解する。
 
 こうした
 コミュニケーションこそ、
 たとえ結論が
 部下の希望に沿うもので
 なかったとしても、
 彼らの欲求、信条、
 価値観に根差したものといえる。

 事実、自己目標管理は、
 「何をしたいか」から
 スタートする。

 結論は「これをやってくれ」
 という指示かもしれない。

 しかし少なくとも上司は、
 部下の希望どおり
 でないことを知っている。

 たとえ説得はできなくとも、
 説明は行わざるをえない。

 少なくとも彼は、
 自分が問題を抱え、
 部下が問題を抱えたことを
 知っている。」

さあここまで

付き合ってくださって

ありがとう。

結論です。

コミュニケーション
の成立には
経験の共有が不可欠です。

コミュニケーションは、
私からあなたへ
伝達するものではない。

われわれの中の一人から、
われわれのもう一人へ
伝達するものです。

ここに、われわれが
これまでの失敗から
学ぶことのできる教え、
そして、われわれが
コミュニケーションを
必要とする真の理由

があります。

組織において
コミュニケーションは手段ではない。

コミュニケーションは

組織のあり方である。

おしまい。


会計事務所の可能性を追求する

御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所

大阪 税理士 小笠原 でした。


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