M&Aの契約に立ち会って
2012.04.01
ブログ
金曜日は大安であった。
朝から、某メガバンクの一室で
お客様の会社が、他社をM&Aで買収する
契約に立ち会った。
先方は、よく似た職種の企業で
無借金企業である。
経営者のご子息が
立派な会社にお勤めで
跡を継がれないためのご英断である。
淡々と調印に望まれた社長さんであるが
40年間手塩にかけて育てられたお会社を
嫁に出されるお気持ちはいかばかりかと拝察する。
わたしどもも、デューデリ監査で
お手伝いさせていただいたので感慨ひとしおだ。
株券の確認、契約の調印
資金の移動実行のやり取り(かなりの金額だからさすがに緊張する)
おごそかな中にも緊張と和みもある調印式であった。
記念写真を撮ったあと
さっそく別室で株主総会と取締役会を開き
所定の役員改選などを行なった。
買収側とすれば
シナジーを発揮して
さらに収益力を高め、事業の柱とすべく
これから、トップマネジメントを派遣して
事業のスムーズな引き継ぎを
していく所存である。
10ヶ月にわたる交渉であったが
クローズできてほっとしている。
関係者の方々の努力を多としたい。
コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原でした。