御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の易ですが
全部で64卦あります。
一つひとつが、そのきざしを示すものですが

その易経、
やっと後半戦の読書に入りました。
遅々としておりますが。

それはさておき、今、易の『繋辞伝(けいじでん)上』を読んでいます。
これは易の解説書、孔子がまとめたものです。
その中に易の記述をどう活かすかの事例が書かれています。

「鳴鶴、陰に在り、その子これに和す。
われに好き爵(さかずき)あり、
われ爾(なんじ)とこれをふるわん」

(鶴が山かげで鳴くとき
その子は親の姿は見えなくとも
その声に合わせて鳴く。
それと同じように、人の心は
ふとした言葉にも鋭敏に感応するものである。)

君子の言葉は、それが家の中でふと漏らしたものでも、
善の道にかなっているか否かによって
身近なものはもちろん、遠く離れた人々まで
これに呼応して善に務めたり、
あるいは背を向けたりするという意味。

言葉は、口から出たときは
ごく少数の人に伝わるにすぎないが、
やがては天下万民に影響を与える。
行ないもまた、身近なものから発して遠くに影響が及ぶ。
言行は君子たる資格の鍵であって、
栄誉と恥辱を決定づける要因なのだ。

君子が天地さえ動かすのは言行によるのであるから、
君子たるもの、言行には十分慎重でなくてはならない。

以下、原文の読み下し文
「言行は君子の枢機なり。
枢機の発は栄辱の主なり。
言行は君子の天地を動かすゆえんなり。
慎まざるべけんや。」

『がーん!!』ってな感じである。
そのとおり!!みたいな。

ものの見方・考え方である。

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。

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