御堂筋税理士法人創業者ブログ

 このまえ2023年のお正月をお祝いしたと思ったら、もう年末です。70歳を過ぎるとかくも光陰矢の如くなるとは… いずれにせよ今年も家族や仕事のことをふり返っておきたいと思います。

お屠蘇気分も冷めやらぬ2023年1月5日、絹江の母がすーっと逝きました。104歳の大往生でした。公務員の夫を支え、家計を節倹し、5人の娘を立派に育て、老後のためのお金も残し、誰にも迷惑をかけなかった、立派な生涯でした。天国で先に待っている父と再会し、思い出話に花を咲かせていることでしょう。

その翌月2月、北海道、函館に旅行中、あわて者の士郎が、アイスバーンの道でこけ、打ちどころ悪く大腿骨をパカンときれいに折ってしまいました。痛さはないがまったく立てない自分にこれはあかんと、救急車を呼んで即座に病院搬送、骨折の診断を受け人生初めての入院となりました。せっかくの楽しい旅行が一瞬で暗転。家内に迷惑をかけました。返すがえす軽率さを反省しても後の祭りです。

 翌日さっそく手術。気を取り直しての懸命のリハビリで、入院期間3週間でしゃばに戻ってきました。入院の間は一部を除いて仕事もできず、関係者の皆様には大変にご迷惑をかけてしまいました。有り余る時間で、本を読んだり、仕事のコンテンツを作ったり、YOUTUBEを見たり、FBに投稿したりと、とにかく退屈な時間を懸命に穴埋めしていました。

 入院中はもちろん完全禁酒で、おかげで体重は6キロも減ってしまい、自分で見るのも情けないほど筋肉が落ちました。やっと退院したその足で、すぐにお酒を飲みに行きました。こまったものです。おかげで体重はあっという間に戻り、元以上に太ってしまいました。

 さて、完全に足の調子がが元に戻ったのは11月、ほとんど一年掛かりました。おかげさまで金属を芯に埋め込んだ右足は、サイボーグのようになりました。

 絹江は、毎週一日、娘の家に行って、子供たちの食事を作ったり、宿題を見たりしています。それ以外の日は、近くのYMCAでヨガをしたり、ズンバの練習をしたり、ときにハイキングや登山に出掛けたり、また梅田に出て健康マージャンをして、頭と体の維持に努めています。

 6月、長女の知世に4人目の子供ができました。士郎に似ていると自分では思っています。まだ保育所に行っていないのでときどき我が家であずかっています。泣いたり笑ったり、やっぱり赤ちゃんは可愛らしいですね。おかげさまですくすくと育っております。知世は例によってすぐに退院して仕事に復帰、相変わらずの馬力に周囲の皆さんからは呆然とされています。

 8月、次男の安藝夫婦が、我が家の近くの福島に小さな家を新築しひっこしました。まだ荷物の整理も住んでいないようですが、ようやく落ち着き、また距離もさらに近くなったのでなにかと便利でもあり安心でもあります。ありがたいことです。

 長男、希之(ともゆき)夫婦もそれぞれ仕事に忙しくしているようです。本人はインプラントなど去年おこなったあごの手術の予後手術を控えていますが、すこしのびのびになっています。

 士郎は、仕事は少しづつ減らそうとしていますが、それでもまだまだお願いされることが多く、そうも思い通りにはなっていません。それでも2023年はその前の年に比べて働く時間は10%ほど減ったようです。2024年はさらに少なくしようと目論んでいますが、しかし求められていることはありがたく、お客様がご自分でできることや他のメンバーの方ができることと、真に自分でなければならないことを選別して、お客様に貢献したいと思っています。

 そのようにして、老いの夫婦は、平和に日々を過ごしています。家で夕食を食べられる日は、あれこれとメニューを考え、役割分担をして買い出し、調理、テーブルセッティングを楽しんでいます。

 コロナも第5類とされ、私たちもできるだけ国内外、旅行にでかけるようにしています。信濃大町、函館、オーストリア、ドイツ、スイス、イタリア、スペインなどです。行ったとて特別な観光などしないのですが、いろいろな人たちとの再会を楽しんでいます。

 そういえば、上の孫たちとも夏には、丹後久美浜、賢島に海水浴に行きました。こうした孫の思い出作りはこれからも大事にしてやりたいと思います。

 事業の方は、ありがたくも順調に推移し、売上、利益ともに過去最高の数字を達成させていただくことができました。これもひとえにお客様、ビジネスネットワークの皆さま方、そしてなにより幹部・メンバーの皆さんのおかげです。来期も意欲的な目標を設定したいますが、さらに人材の採用と育成に力を注ぎ、メンバーのよりよき処遇とやりがいを追求していってもらいたいとねがっております。

 士郎の学びですが、2023年は、前半は仏教思想、後半は儒教思想を重点的に学ばせていただきました。その成果は、帝王学、後継者育成法、ドラッカー経営学の講義や指導に大変に役に立っています。

 年齢も70歳を過ぎ体力的な衰えは隠せませんが、それは一日10,000歩の散歩でカバーし、頭のクリアーさは多読でさらに鍛え、周囲に迷惑をかけないように努めていこうと思っています。

 今、函館を訪れ、会社の代表をしてくれている才木さんご夫婦と、年末を楽しんでおります。皆さまにおかれましても来る2024年が、良い一年となられるように、心からお祈り申し上げます。

 一年間お付き合いいただいたことに心からのお礼を述べ、また来年もよろしくお付き合いいただくようにお願い申し上げ、2023年の小笠原ファミリーのご報告とさせていただきます。

 

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