スイスのプライベート・バンクの説明会
2013.04.25
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先日、お客様のY社長から、
どこか外資系の銀行知らんか?と尋ねられた。
そういえば、これもお客様のT社長から
スイスのUBSというプライベート・バンクを
ご紹介いただいていたことを思い出して
さっそくコンタクトを取って
ごいっしょにY社長を表敬訪問していただいた。
どうもその後お気にいられたようで
トントン拍子にお付き合いが始まっているようである。
そうした文脈があって、
UBSのクライアント・アドバイザーのN氏から
商品の説明会があるのでいらっしゃいませんかと
お誘いを受けた。
さすが富裕層向けのサービスを戦略とする
UBSさんである。
ヒルトン・ホテルでスイスワインとビュッフェ・ディナー付きとのことで
「奥様もいらっしゃいませんか?」とのお言葉に
バカな私は、「じゃあ」との乗りで
家内同伴でおじゃました。
会場では、西日本を統括する大阪のUBSさんの
ほぼ全スタッフがおられ
お客様候補とおぼしき方々がいらしている。
そしてプレゼンが始まった。
前半、銀行のウェルネス・マネジメント・サービス
つまり、富裕層の方向けの
資産管理サービスの説明だ。
つまり要点は、
スイスは永世中立国の歴史の中で
戦時において、周辺国の富裕層が逃げ込んできて
こうした富裕層の資産管理には熟達している。
全世界にネットワークを持ち
アナリストを100人以上で配置し
時々刻々とローカルの情報をスイス本部に上げ
チーフ・インベストメント・オフィサーが
分析をして、見解を出し続けている。
そして、トータルな投資のアドバイスと資産の管理
(増やすこともさることながら、インフレをヘッジするためのもの)
さまざまな情報やイベントの提供
(たとえば、すばらしい講師陣の講演会や子女の留学のお世話まで、
先だっては小泉さんの講演会があった!)
といった、良質なサービスを提供しているとのことである。
しかもUBSは、銀行と証券会社がいっしょになったような
存在であるから、ワンストップショップできるわけである。
たしかに、このような総合的資産マネジメントが
富裕層には必要だろう、自分がそういう見識がない限り。
というわけで、
具体的証拠として、
国際的評価機関や日経ヴェリタスといったマスコミの評価で
投資銀行やプライベートバンクとしてNo1評価であったり、
アナリストランキングでトップランカーと評価される
アナリストが多数おられたり、
そして自己資本比率も20%を超えるといったことが紹介され
プレゼンもさすがというものであった。
最後にアナリストが出てこられて
アベノミクスの効果と今後の展望をお話された。
それはそれでやはり勉強になる。
こうしたアナリストがスイス-世界-日本という
情報ネットワークの中で良質にまとめられた情報を
24時間の活動体制の中でリアルタイムに
社内で共有、教育、伝達され
お客様の担当アドバイザーが
自分のお客様に良質な情報として提供し展開していくわけである。
わたしは、そのような富裕層ではないのだが、
お客様にご紹介できるネットワークとして
大変助かる存在だなあと
あらためて勉強になった。
また、ふだんは接しない知らない世界を
垣間見た思いでそれはそれとても面白かった。
わたしも自分のお客様の
ステュワートとして、同じような立場にある。
お客様が、「息子の嫁おれへんか?」
とリクエストされたら、お嫁さん候補をお連れするのが
私の仕事だからだ。
ご興味があったらお知らせください。
コンサルティングに強い御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。