御堂筋税理士法人創業者ブログ

6日の土曜日に、大学の同窓会総会があったので出席した。

旧交を温めることがもちろん本来の目的であるが、
今回のおめあては、同窓生の元スターバックスコーヒージャパンの
社長をしておられた岩田松雄さん の講演会である。

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スターバックスといえば、伝説の組織であるから
これを聞かない手はないとおもったからである。

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手渡された略歴とお話をうかがって、
岩田さんの経歴をまとめると次のようになるようだ。

在学中は、野球部で投手、近畿リーグ2位の野球漬け
1982年日産自動車入社、
入社時に「社長を目指す」とあいさつ、ドン引きされる。
製造現場、購買、フォークリフト事業部…など勤務
特に、不況時の1年半の大阪サニーへの営業出向では
持ち前の研究熱心さとねばりで、社内700人中2位に躍進

生意気さで、フォークリフト部に飛ばされるが
社内留学制度を知り、
1年半の英語漬け生活で、
TOEIC300点を900点に引っ張り上げ
30倍の難関を突破してUCLAに留学

留学中は、アメリカのフェアな学校運営に
たくさんの気づきがあったとのこと

帰ってきて財務部門で資金調達を担当
仕事は面白いが、役員になるにはあと25年はかかると悩む。

苦渋の決断で、外資系コンサルに転身
日本コカコーラから、資材調達子会社へ誘われる。
日産時代の経験を活かし、
包装材と缶のコストダウンに成果をあげる。

しかし所詮、プランテーションの現地ワーカーの悲哀を感じ
話のあったプリクラのアトラスへ社長含みで移籍
3年連続赤字だった同社を、
価値観とコミュニケーションと正攻法で見事に立て直す。

だが、タカラからの資本参加を機に社長を退任するが
タカラのオーナーから請われて経営統括を任させる。
だがタカラのバカ息子(失礼)の専横経営に抗い切れず
トミーの救済合併に遭う。

ときに、イオンからのオファーで
The Body Shopの経営を任され
3年で売上を2.5倍に引き上げる。

その後、スターバックスの口がかかり
CEOに就任し、らつ腕をふるう。

現在は、こうした専門経営者としての経験を活かし、
経営の価値観、リーダーシップの重要性を思い
リーダーシップコンサルティング代表として
リーダー養成とコンサルティングに活躍中とのことである。

なお、UCLAから歴代全卒業生37,000人中の100人の影響力のある卒業生
の一人に選ばれておられる。
さぞ大変な、名誉なことであろうと思われる。

これがざっとした氏のバイオグラフィである。

そのお話をお聞きして、
やはりスポーツで培かわれた、うらやましいほどの精神力を感じる。

また、サニー大阪で目標とモチベーションを失いがちな中で
たとえば、今日は与えられた500枚のパンフレットを全部配ろうとか、
小さな目標を立てて、それを達成して自分をほめてやったという
成功的体験にはなるほどと納得させられた。
若い人々にぜひ聞いてもらいたいお話だ。

さらに、ミッション経営に惹かれ、
欧米流の株主重視、拝金主義的な経営感に
強い嫌悪を示されたのには強い共感を感じたしだいである。

その実践として、たとえば、社長在任中は
毎週、社員に手紙を書くことを実践されたというお話も
言行一致、すばらしい継続力だと思った。

スターバックスのさまざまの感動的なエピソードの中で
「スターバックスで働くことが報酬」という言葉には
大変なヒントをいただいた気がした。
わが組織もそうなるようにめざしたい。

いま、たまたま
サービス・マーケティングを精読、取りまとめている中で
「顧客満足の前に、従業員満足ありき」
というコンセプトに強く刻印を押されている関係で
それを、より確かに腑に落とされた感覚であった。

お話をお聞きして
私も、やるべき項目がいくつかでてきたので
とても刺激になったしだいである。

プレゼンで示された、次の画像のようなリーダーのあり方も
ほぼわたしの考え方と一致し、違和感がなかった。
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ぜひなんらかの形で、わたしどものお知り合いの方々に
お話をしていただくか、関わっていただきたいと思い、
あとでご挨拶をしたいと思ったしだいだが
会場を見渡して、お顔を拝見できなかったのは
とても残念に思った次第である。

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。


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