草の根マーケティング
2012.04.26
ブログ
今年も4月から一年間
毎月最終日の夜、無料セミナーを開催させてもらいます。
ところでその参加者についてですが
先日、事務所の担当者からメールで
「参加メンバーは今のところ3名の方々です」
と連絡がありました。
「なに!?えらく少ないな!はよ言わんかい!」と反応、
即座にお知り合いの方々にメールでご案内を差し上げました・・・。
さて、このセミナーは、
一年間12回で、経営者の皆様がおよそ直面する課題を
とりあげて、私の考え方を解説するものです。
皆さんがお手軽に経営についての考え方を学べ
また、ご参加の方々相互の交流を図っていただこうというものです。
・・・したところ、一両日でなんと10名以上の方々から
新たにご参加のエントリーをいただいきました。
この皆様からの反響を見させていただき
正直、びっくりしました。
それとともに、かれこれ、いろいろなところで
セミナーや講演会をさせていただきだして、はや6、7年、
その間にお名刺を交換させていただいて知己を得た方が、
かくも多くいてくださるのかと感動もいたしました。
そして、これはわたしにとってとても大きな財産だと
再度確認したしだいです。
私たちのような、人的専門サービス業の場合
こうした地道な活動が
あまりマーケティングセンスのない者の
ひとつのマーケティングの基本のあり方だとも感じております。
日ごろからのこまめな活動の大切さをあらためて感じたしだいです。
『「哲学は」と先生がいった、「それを学ぶ者には
再三教えているが、
およそ自然はみな神の知恵と神の技法(わざ)とに由って
その進むべき道を選んでいる。・・・
人間の技法は、およそ可能な限り、自然の法に従っている。
ちょうど弟子が先生に従うのと同じことだ。
だから人間の技法は神にたいしてはいわば孫に当たる。
この(自然と技法の)二つの手段で人間は生計をたて
子孫を繁栄させねばならないことは、
創世記の冒頭を記憶していればわかるはずだ。
ところが高利を貪(むさぼ)る者は別の道を選び、
自然そのものと自然に従うもの〔技法〕を賤(いや)しめ、
それとは別の事に希望を託している。』
(ダンテ『神曲』 地獄編第十一歌)
世の中には理法というものがある、
お手軽な道、ラクチンな道はないというわけですねえ。
コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。