論理的な思考力のトレーニング
2011.01.26
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
マネジメント大学院も10回目
いよいよ残り2回となってきました。
さて今日のテーマは『論理思考』
やはり経営の問題を解決し、目標と取組みを設定していくためには
すじ道たったものの考え方が必要です。
その流れは、
問題解決なら、原因分析→対策検討→実行計画→進捗管理
目標設定なら、方法列挙→方法検討→実行計画→進捗管理
となるのでしょう。
そして、それらの思考を進める上での思考ツールとして
思考パターンがあるのではないでしょうか?
そのパターンとしては、基本哲学がMECEであって
(MECEとはもれずだぶらずに思考することですが)
逆算思考、プロセス思考、システム思考、
ロジックツリー、フレームワーク、ファクトファインディングなど
があります。
また別の整理のしかたとして
演繹法・・・理屈で考える、絶対そうなる、数学、物理、論理学
帰納法・・・事例で羅列する、経験的にいえる、
あるは、マッキンゼーのバーバラ・ミントさんのすばらしい著書
『考える技術・書く技術』で述べられている
SQC、つまり
S=主題はなにか?
Q=それに対して疑問を出す。
C=話の複雑化展開
といったパターンもあります。
これらのことを踏まえて
MBMでは、グループにわかれて
テーマを決めて
原因分析→対策検討→実行計画までのワークをしていきました。
テーマはそれぞれグループで決めてもらいます。
いわく
・スーパーマーケットの顧客数を増やす。
・新規開発をする。
原因分析は、ロジックツリーを使って細分化します。
対策検討では、評価項目を決めて評価をします。
実行計画では、対策検討で重要だとした課題で
方法・手段を考えてロードマップを作りました。
今日は、全篇、ほとんど講義はなしで
ひたすらワークをしてもらいました。
やはり、研修・訓練は、『図工の時間』化がいいですね。
大人は、大きな子供、子供のなれの果てですからね。
コンサルティングに強い 税理士法人小笠原事務所 でした。