御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪の税理士 小笠原 です。

朝からパソコンで、中国の古典『中庸』
原文と読み下し文の2段組みの資料を作っていました。
事務所での勉強会で『中庸』を勉強しているのですが
どうもテキストでは、ぶち切れで原文→読み下し文→解釈となりますので
(これはどのようなテキストでもそうですが)
どうも一気通貫でその文脈・考え方が理解できないように思いましたので
しかたなく自分で作りました。

インターネットから、なんとか原文のテキストをひらってきて
自分なりにまとめました。
こうして簡単に通読したことになりますが
それだけでも、普通に読むよりも
大きく内容をつかむことができてとてもよかったです。

それにしても、読んでいるうちに背筋が自然に伸びてきますよね。
僕には中国の古典がなんか精神に合っている気がします。
やはり、父と母が「士郎」なんて、身に余る名前を
つけてくださったからでしょうか。

中にこのような一文があります。

『子曰く、道は人に遠からず。
人の道を爲して人に遠きは、以て道と爲すべからず。
詩に云く、柯を伐り柯を伐る、其の則遠からずと。
柯を執って以て柯を伐り、睨して之を視て猶以って遠しと爲す。
故に君子は人を以て人を治め、改めて止む。
忠恕道を違ること遠からず、
諸を己に施して願わざれば、亦人に施すこと勿れ。(聖書と同じですね)

 

君子の道四。丘未だ一を能くせず。
(孔子様でもひとつもできないという自己評価なのだ!)
子に求むる所、以て父に事うるは、未だ能くせざるなり。
臣に求むる所、以て君に事うるは、未だ能くせざるなり。
弟に求むる所、以て兄に事うるは、未だ能くせざるなり。
朋友に求むる所。、先之を施すは、未能くせざるなり。
庸徳を之れ行い、庸言を之れ謹み
足らざる所あれば、敢えて勉めずんばあらず、
餘りあれば敢えて盡くさず、言は行を顧み、行は言を顧みる。
君子は胡ぞ慥慥爾たらん。』(第14章)

 

ちょっと長いですが『庸言を之れ謹み』というのが今の私の課題です。

 

大学にも

『是の故に言悖って出ものは、亦悖って入る』

つまり、乱暴な言葉を発すると、相手からも乱暴な言葉が返ってくると
いうことです。

 

また森信三先生の『終身教授録』の中にも『良寛戒語』(第16講)と

いうのがあって、90条もの言ってはいけない言葉の心掛けがありました。

 

私は生まれつきほんとうにアホで、学べば学ぶほど

頭が高くなり、人に生意気なことをいってしまいます。

今の最大の課題はこの克服なのです。

皆さん、私に出会って変なことをいったら、ぜひ注意してください。

よろしくおねがいします。

 

税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原 でした。

 


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