わたしはインデアン・カレーの大ファンである。
2015.07.06
雑談
わたしのインデアン・カレーの頼み方は、
「カレーとピクルス2つ!」である。
「インデアン・カレー」は、
千日前発祥のカレー専門店で、
大阪を中心に9店舗を展開している。
はじめて行ったのは、今から50数年前。
爾来、麻薬的な味に魅せられ
通いつづけている。
元ヅカガールの女性が創業した
という話を聞いたことがあるが、
お店のセンスからそうかも?と思わせる。
人それぞれに、
自分流の注文にしかたがある。
メニューは、
カレー、ハヤシ、スパゲティと
シンプルだが、
実にたくさんのパターンがある。
まずルーの量が、ふつう、多め、
ダブルと3種類ある。
次にごはんの量が、ふつう、大、
少な目と3種類ある。
さらに卵をかけるかどうか、
それも黄身だけか全卵かで3種類、
そして独特のキャベツのつけもの
(ピクルスという)の大盛りなど。
それだけで3×3×3×2の
54種類できる。
それにスパゲティもあるから、
メニューは、もっと多くなるのだ。
しかしピクルス大2つは、
わたしだけかもしれないと
ひそかに自負するところだ。
ところで、三番街のお店など
お昼時は長蛇の列ができる。
食べるのには10分もかからない。
席が20あるとして、
お昼だと時間120人の客が入る。
一日当り500人客が来るとして、
単価が700円だとすると、
1日で35万円の売上、
ひと月では1,050万円、
1年では1.2億円の売上である。
粗利益率70%とし、
経費を月に200万円とすると、
この店の利益は、
テナント料を引く前では
なんと60百万円!
うらやましい!
いっとき実家の店舗で
FCをやらせてほしいと
思ったくらいであった。
顧問税理士やりたいなあ。
それにしても、このカレーのレシピ、
どうなっているのだろうか?
実に麻薬的な味わいは、
コカ・コーラの秘密の調合に
近いものがある。
とにかく、しばらく食べないと
無性に食べたくなるのだ。
奇縁というべきか、
今は事務所のあるビルの地下に
お店があるし、
自宅近くにもお店があるので、
以前にも増して食べる回数が
増えてしまった。
生涯あと何回
食べることになるのだろうか。
ご縁は尽きない。