御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

今日は、朝からクライアントの経営者個人の税務調査です。
さて、どんな観点から調査に来られるのか?興味津々です。

定刻10:00に某税務署の特別調査官がいらっしゃいました。
さっそく会議室でご面会です。
経営者のA氏、その事務処理をされておられるB氏
私に、担当の松本が対応しました。

税務署員のご説明によると
内部での指示は
富裕層とは3年に一度はコンタクトを取れとのことらしい。
その目的は、相続に向けて所得が道資産形成されて、残っているかの確認とのこと
つまり、家族にこっそり渡したりしていないか監督するってな感じ

はじめに経営者にいくつかの質問
ご多用を慮って、手短かにとの配慮。
それに応える形で、あるいは関連してというべきか
経営者が自分の金銭感を披歴されました。
これは、聴きごたえのあるものでした。
なので、ぜひともご紹介したいと思います。

ちょっと社長室に戻られて持って来られた本が
鉄鋼王 アンドリュー・カーネギーの著書『富の福音
その一節をお話されました。
「裕福な人はその富を浪費するよりも、社会がより豊かになるために使うべきだ。」
その個所には、丁寧にマーカーで線が引かれており

A氏は、こうした考え方は
自分の人生観の一部として、かなり若いころから持っていたと述懐されていました。

そして、自分は死ぬときは、
そうしたお金を社会のために使い切って死にたいと語られました。
現在の政府のお金の使い方を見ていると当事者能力に疑問を感じざるをえず
だから、できるだけ自分の目でよく見極めて
社会の役に立つようにお金を使いたいとのことです。

実際に、A氏は外国の基金に寄付をして
発展途上国の人たちの自立のためのファンドを立ち上げもしておられるわけで
そうした、お話をまじかにお聴きするのはとても学びになりました。

さっそっく『富の福音』をアマゾンで注文しました。

追伸 調査そのものは1時間強で終わりました。早かったですねえ。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。


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