御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

春ですね。私は桜が好きです。日本人の感性でしょうか?
『敷島のやまと心を人問わば、朝日に匂う山桜花』
とは本居宣長の名歌ですが、いかがでしょうか。

昨日は一日SMBCさん向けのレジュメを再編集しておりました。
経営幹部の役割についてですが、ふだん接している
若き経営者の方々からいただいたヒントも大きく反映しました。

明日香出版社から、本もできあがったとのメールをいただきました。
なんでも事務所に届いているそうです。
少し、近くの本屋さんに営業のごあいさつにいかなければ。

また、会計人仲間で、私などよりも比較にならない感性をもった
福岡の楠本先生からもありがたいお電話をいただき刺激を受けました。
一度、その先端的な会計人としての使命感と戦略を
博多に行った折にお会いしてお話をお聞きしたいと思う。

読書は乱読気味でさっぱり頭に入りませんが、
ようやく易経をほうほうの体で読み終えました。
易は占いでもあり、哲学書でもあるというのが感想です。

その勢いで、中村元先生
『現代語訳 大乗仏典1 般若経典』を読みぬく。
さすがにわかりやすく、しかも深い。
空の思想は、禅門をくぐり入ってすらいない小生には
さっぱりわからないものですが
でもそうだなあとなんとなく納得できる程度。

存在はあるのか?ない!それが真理、
だから真理もない。ないというのが真理、だから真理なのだ。

一切の現象や存在は夢のようなもの。
それを覚悟したとき、すがすがしい!
すれゆえ、ありのまま、今この瞬間を全力で生きる。

西洋の虚無主義とはちがう。
何かにこだわるから、絶望する。
真理に気づくとき、現在を生き抜くパワーが生まれる。

夕食をすませて、衛藤先生の心理学ゼミナールに出席した。
3時間半にも及ぶ、彼の真摯な講義を拝聴して
変わらぬ情熱、真摯な考え方に、
いつもながらそのとおりだなと思う。

理科のテストで
氷がとけたら(     )になるという問いに

「氷がとけたら、春になる」と答えた子
とらわれた親と学校が
「そうじゃない!水だ」と矯正する。

「お父さん、この子すてきよ。氷がとけたら春になるって
答えたのよ!きっとすてきな詩人になるわ!」
といえるお母さん、すばらしい。

それを聴いていた、水割りを飲んでいたお父さんが
「そうか、すてきだね。氷がとけたら薄くなると思ったが・・」

衛藤先生の語り、ギャグ、パフォーマンス、演技、背景
とても足元にも及ばない。
今日も絶好調で大満足のセミナーであった。

時折、ネタにする成育歴やキャリア歴の中から
彼の思想を育んだ機縁を垣間見るのは何よりの収穫。

多様性が未来の環境変化において
種の保存の鍵を握る。
ユニークな考え方、らしさが価値があるゆえんだ。

セミナー終了後、ようやく名刺交換をさせていただいた。
私もお客様に価値を提供していかなければならない立場
ぜひ機会があれば、心理学の要諦をみなさんにも
ご紹介できればと考えている。

いろんなことを考えさせられる毎日である。

コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。

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