御堂筋税理士法人創業者ブログ

さてコストダウンとは
大きく二つの観点から立ち向かっていく。
ひとつは、コストそのものの削減、ダウンだ
もう一つは、コストの生産性、つまり
コストが働いているかどうかだ。
それは効果性、稼働率などで考えることだろう。

進め方とすれば
コストをまず上記のように
分類することから始める。

その上で、影響度の大きなもの
即効性のあるものから取組む。

その前に
われわれとすれば、
それぞれ分類された分野について
事実調査の方法、改善の方法を
リストアップし、標準手続きを決めておかなければならない。
そして、スタッフに訓練をしておかねばならない。

また、コピー代、電話代などのコスト引き下げ法を
情報収集し、専門家につなぐネットワークを
整備しておかなければならない。

特に、業務プロセスの分析と改善
業務内容の洗い出しによる分析と改善は
重要になるだろう。
なぜなら人件費がもっとも大きなコストだからである。

仕事の廃棄とシフトによって
営業活動を高める、生産活動を高めるといった場合には
働く人にとっての痛みは少ないかもしれない。
人が余った場合にどうするかだ。

またコストダウン活動の効果をどう数字化して測るかだ。
コスト削減なら、これは従前と比べられるだろう。
問題はコストの効果性の測定だ。
営業なら訪問回数の増加、生産ならチョコ停の減少などかなあ?
それぞれの費用について効果測定法を決めておかなければならない。

さらにこの測定のタイミングだ
コスト削減は計画=実績でどちらで測ってもよいだろう。
いずれにしても、実際に出費が減るのはまちがいない。

だが理屈の上ではそうなるが、

実際に自助努力が必要なものはどう考えるかだ。
コンサルタントにおんぶにだっこでは成果は期待できない。
ここはやはりお客さまに、実践への動機づけが必要だ。
その意味でも、失礼かもしれないが
納得できる計画効果を基に
成果をはかる必要があるのではなかろうか。

なぜなら、この取組みに対する料金は
いわゆる準成功報酬となるからだ。
1ヶ月 5万円
+実現コストダウンで測る成果の場合20%である。
+合意された計画コストダウンで測る成果の場合5%である。

さて皆さんなら
こうしたコンサルタントの提案に耳を貸し、
掛けて見るだろうか?

ぜひ意見を聴きたいものだ。
どなたもご意見をお聞かせください。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。


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