部下に対する上司の態度
2019.04.26
ブログ
わが社では、毎月、研修日を設けている。
そのなかで、銘々が読んだ本を
まとめて発表し共有することを行なっている。
これがなかなか面白いのだ。
なぜなら、一度に10冊もの
本の中身を知ることができるからだ。
あるとき、メンバーのKさんが
上司の部下への接し方についての
べからず/べし、を紹介してくれた。
べからず
・人を雑に扱う
・「なぜ?」で追い詰める
・仕事を丸投げする
・「自分で考えろ」が口ぐせ
・コミュニケーションを怠る
まさにいいえて妙である。
べし
・言い続け、やり続ける
・チームの絆を強められる
・部下の人生を丸ごと受けとめられる
・部下の夢を100%応援する
・自分の足で立てる部下を育てられる
べしの方が、ポエティックだが
おもしろさでは、べからずが圧倒的だ。
これをセミナーで紹介したら大受けした。
そのことをKさんに、
お礼がてら、話したら、
別のおもしろいのを紹介してくれた。
「小笠原さん、
『報連相』っていうじゃないですか?
それに対して部下から
『おひたし』っていうのがあるらしいです。」
「へえ、うまいかえしやな。
中身教えて!」
つまりこういうことらしい。
お=怒らない
ひ=批判しない
た=助ける
し=支持する
部下がホーレンソーを差し出したら
上司がおひたしにして出してくれる。
なかなか、上手である。
ご参考までに。
経営コンサルティングと
会計事務所の融合
組織デザイン研究所&
御堂筋税理士法人
小笠原 でした。