御堂筋税理士法人創業者ブログ

本年度、7日間開く
I 社の次の経営幹部を育てる
社内経営大学は2回目であった。
今回は、戦略を考えるのが課題であった。

この経営大学は、
I 社の次の経営幹部を
育成するのが目的であるが、
それだけではもったいないので
お客様の経営者・幹部も
いっしょに受けてもらうというのが
一ひねり効かせたところである。

4社の経営者・幹部が
ご参加いただいているが
その心意気に拍手を贈りたい。
なぜなら、経営の内容を
洗いざらい見せることになるからだ。

またその4社はそれぞれ
特徴の異なる内容で
それも相互の情報交換ができてよい。

今日も、4チームにわかれて
その4社の戦略を考える。

今回から、経営戦略を
考えてもらう手順を変えた。

大きな意味での戦略の
策定と推進を考えると
理念→目標→全社戦略→
事業戦略→機能戦略→
計画→実行と検証(フィードバック)
となるのだが、
今回は、全社戦略を考える。

戦略とは、
「企業の永続的成長のために
  持続的競争優位の構造をつくる手だて」
であるが、

そのために
1 ドメイン
2 競争優位性
3 製品ポートフォリオと人・金のかけ方
の3つのことを
考えてもらうことにした。

ドメインとは、
どこでビジネスをするかの土俵である。
主に、
製品・サービス、顧客・市場、技術・ノウハウの
3つの切り口で
顧客はだれかを考える。
生存領域とも言われる。
「俺のドメインは新地である」
「ムツゴロウのドメインはドロ干潟である」
てな感じである。

競争優位性とは
そのドメインで
きらり輝く、No1いやOnly1と
なるための切り口である。
それもずっとそうなるための。
ふつう、
コスト優位、差別化優位、集中優位
の3パターンがある。
小企業は、集中した差別化が基本だ。

このふたつが真剣に考える内容である。
どの土俵で、何を武器に
お客様からNO1で選んでもらえるように
なるかである。

最後の製品ポートフォリオと人・金のかけ方は
製品には寿命があり
それは赤ちゃん、学生、一人前、老年者という
人生のライフサイクルと同じであり
それぞれの時期で、
金を稼ぐ存在か、金のかかる存在かを見極め
会社が永続できるように
製品・サービスの構成を
バランスさせようという考え方だ。

さて、I 社の幹部たちとお客様の経営者・幹部が
チームで考えてくれた4社の戦略がまとまったようだ。
では、発表してもらおう(拍手!)。

N社
・ドメイン
 〇〇町で戸建てを中心にしたリフォーム市場
・競争優位性
 競合他社の少ない地域性で
 培った信用を武器に
 きめ細かな対応をする。

M社
・ドメイン
 戸建て住宅のリノベーション
 40~50代で
 住宅の構造に関心が高く
 デザイン雑誌を購読する
 公務員や士業などの自由業の顧客
・競争優位性
 戸建て住宅を有資格者が
 インスペクションし
 構造補強にデザイン性をプラスした
 生活環境提案

A社
・ドメイン
 不動産業者(建築請負)
 一般顧客(分譲販売)
・競争優位性
 コストパフォーマンス
 (ローコスト住宅、サービス)

J社
・ドメイン
 不動産からの
 土地売買、コンセプト住宅
 資産活用、戸建て収益の提案
・競争優位性
 不動産情報、自社設計、
 お客様へのセカンドオピニオン

質疑応答の活発に行われた。
参加者の積極性や
真剣さが伺われる。

皆さん、真剣に自社の
顧客、特徴、経営環境を考えた数時間であった。
経営を大きく捉える!
これが経営幹部に求められる
ひとつの視点である。

こういう視点で
自社の事業や経営を考え
お客様ともこうした次元で
意見を交わすことができる幹部
頼りになるのではないか。
なにより事業を考え、組立て
儲けそうである。

さて、
だいぶ脳みそのエネルギーを使ったので
アフターは近くの老舗イタリア料理店で
懇親会を開き、大いに盛り上がった。

I 社の社長さんはじめ最高幹部も
この取組みはよい取り組みだと
感じてくださっているようで
とてもよかった。
次回は、マーケティング戦略である。
では、「ごきげんよう」

会計事務所のお役立ちの可能性を追求する
御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。

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