年末のごあいさつ
2022.12.28
プライベートなお話
御堂筋税理士法人の小笠原です。昨日のお客様訪問で今年の公式な仕事は終わりました。なんだかあっという間の一年でした。毎年々々時間が速く過ぎますね。巷間よく言われる老人の繰り言ですが。でもなにか放物線のようにスピードが増す感じです。
今年の11月に古希を迎えました。信じられないような感じですが。肉体の諸部分も徐々に衰えを実感しつつあるところです。やはりこういうことは自分がそうならない限り判りませんねえ。
さて、仕事面では徐々に店じまいしていきたいところですが、中々そうもまいりません。お客様からのリクエストもありますし、マンネリを脱するといくらでも新たな発見があり、興味も尽きそうにないからです。また、久しぶりにさせていただいているドラッカー講座などのセミナーも楽しく勉強になっています。
残されたもっとも大きな仕上げの課題は、わたしのコンサルティングの技法や考え方を組織化しておくことです。この課題はあと数年かかるでしょう。それまでは完全にバイバイとは行きませんでしょうね。
あまり大きな声では言えませんが、働く時間は月100時間を限度としてのキャップ制で考えています。私なりの自分勝手・生意気千万な老齢者労働基準法での残業規制です。その時間の中で本当に必要とされるお客様のことを優先したいところです。
残りの時間は、読書と思索と旅行に充てます。
読書は、年の初めはだらだらしていましたが、4月ごろにヘーゲルにぶつかり衝撃を受け、しばらく大論理学と格闘し、ドイツ観念論に挑みカンネンしました。実は最終的には熱が冷め、あまりヘーゲルを評価しておりません。その反動で小説を読み始め、金色夜叉などにはまってしまいました。9月だったか、森信三先生の『恩の形而上学』、『続・修身教授録』に触発され、さらに松岡正剛・司馬遼太郎両氏から刺激を受け、日本思想と仏教思想に耽溺してしまい、今まさにその真っ只中におります。相当ぎょうさん読むべき本があり、森のブッシュをかき分けるように心地よく悪戦苦闘しております。しばらくは遊べそうですね。
思索は、他人から見れば大した産物もないでしょう。まあ経営やマネジメントやさまざまなビジネススキルや知識などについての考察とまとめですが、それほどオリジナリティも深みもない脳みそとて、もとから考えていることと大同小異。でも牛歩の歩みで自分なりに頭をすっきりさせて、人にもチョーわかりやすく説明したいものです。
旅行はようやく海外が再開できました。城崎、久美浜、金沢、高山、大町、函館、欧州(とにかく南国は苦手なんで)といろんなところに(といってもリピートばかりですが)行って、すきなもんを食べて、いろいろな人たちと旧交を温めています。
さて今年もあと4日、今年も家でほこほこしながら家内と恒例わが家の10大ニューズを選んだり、伏見さんにフライングの早や詣でをしたり、お正月の準備をしたりして過ごしたいと思います。孫たちの子守と家庭教師もしながら。
来る年がみなさんにとってよりよ年となりますことを心よりお祈りして、年末のごあいさつに代えさせていただきます。
会計事務所と経営コンサルティングの融合
御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所
ファウンダー 小笠原 でした。