御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪の税理士 小笠原 です。

今森信三先生の『修身教授録』を筆耕していました。
やはり、深く考えさせられることが多いですね。
『修身教授録』という本は、私の人生における座右の書であり、
そして森信三先生は、ある意味私の人生の師です。

今事務所のスタッフの研修で、毎回この本のテーマを8つづつ
筆耕してまとめてもらっています。
私が勉強会などをさせていただいている場での読書課題でも
必ずこの本を最後に入れさせていただいています。

それくらい味わい深く、読むといつも「もっと学ばなければ!」と、
心の火を付けさせてくれる本ですね。

たとえば、今回まとめた「長所と短所」について

先生は次のように書かれています。

 

知識技能の場合には、その長所短所とする方面が、違うのが普通なようです。

 

ところが、性格というような内面的な事柄になりますと、その趣は一変して、

長所がすなわち短所とも言える趣があります。要するにこれら精神上の問題に

おいては、長所というものも、一歩調子に乗って度を過ごすと、たちまちにして

欠点となるわけです。

 

なわち知識技能の場合には、長所の方向と短所の方向とは全然その方面が

違いますが、それが精神上の問題になりますと、長所と短所とは、いわば同一物

の表裏と言ってよく、その方向を一つにしているわけです。

 

そもそも精神というものは、それが真に伸びるためには、必ずや何らかの意味

において、一種の否定を通らなければなりません。すなわち、この否定という

浄化作用、すなわち自己反省というものを通らずに伸びたのは、精神として

真に伸びたのではなくて、かえって度のすぎたものとして、結局欠点になるわけ

です。

 

すなわち人間の性格上の問題としては、自分の欠点を反省して、これを除くと

いう努力が、実はそのまま、長所を伸ばすということになるわけです。

すなわち精神界にあっては、長所と短所とは別物ではなくて、同一物であるが

ただそれが反省によって浄められるか否か、ただそれだけの相違に過ぎない

というわけです。

 

そこからして、始めに申したように、知識技能の方面では、一般的には短所を

補うというよりも、むしろ長所を伸ばす方を考えるのが、よかろうかと思いますが

これに反して精神上の問題になりますと、長所を伸ばそうと考えるよりも、むしろ

短所を除くように努力するほうが、よくはないかと考えるわけです。それという

のも、それがそのまま、長所を伸ばすゆえんに外ならぬからであります。

 

いかがでしょうか?

私にとっては、とても参考になりますし、

それゆえ、実際の生きるうえで使える実践的な教えだと思うのです。

 

税理士小笠原/河原事務所 小笠原 でした。


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