新年早々セミナーの内容の構想で一日つぶす Σ(゚д゚;)
2014.01.08
ブログ
新年早々、
りそなさんで毎年させていただいている
ドラッカー流「経営術」セミナーの
パンフレット内容の確認メールが
エージェントから入った。
開催は5月だが
パンフレットによる集客は
早く始まるから急いでいるという。
去年のパンフを見て、
去年のパワポの資料を開けて眺めてみた。
どうもしっくりこないのだ。
うーむ☆※?&$
しかたない
全面的に見直すかあ!
そこでまず思索ノートを取り出し
ドラッカー3部作を書棚から
ひっぱりだしてきて
あらためてページを繰り
その構成内容を確認していった。
3部作とは
「マネジメント」
「創造する経営者」
「経営者の条件である」
このなかでは「マネジメント」が大部である。
これが全体像を構成している。
私はこの中で
「小企業の経営」というくだりが
大変好きである。
ドラッカーは
「小企業は、大企業以上に
体系だったマネジメントが必要だ」
と述べている。
そしてその内容とは
1.小企業には戦略が必要である。
2.経営者は経営者の仕事をせよ。
3.小企業には管理情報体系が必要である。
である。
そのとおりだと思っている。
そこでやはりこれを軸に
講義を組み立てることとした。
となると、レジュメは全面改定である。
結論から言うと
昨日はそれで一日つぶした。
さて、一番目の戦略の内容が重い。
ドラッカーの「創造する経営者」は
著者自身が、最初は「経営戦略」という
タイトルにしようと思ったと始めに書いている。
そのとおりで、これは経営計画の本である。
ただ、最初に自社の現状診断をするくだりが
やたらと長く、詳しい。
これをどうわかりやすく、
興味深くお話するかが問題だ。
これがすっきりしない最大のところ
結局、自分なりにそこのところが腑に落ちていないのだ。
しかし考えてみれば
経営計画を立てるのに
わが社の現状をわかっているというのは
当然の前提である。
そう思い至るととてもすっきりする。
というわけで最大の問題が克服できたので
あとは考えをまとめ
パワポを作るのはわりと雑作なくできた。
以下は今回のパンフ用の内容紹介である。
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『ドラッカーの学ぶ儲かる会社にする方法』
序.「儲かる会社」にするドラッカー流思考法
~小さな企業の経営の3つのポイントとは?
①ドラッカー流経営術を理解するための全体像
②ドラッカー流企業の全体像のとらえ方
1.小さな会社には戦略が必要である
「経営戦略の立て方と実践法」
①ドラッカー流「儲かる会社にする戦略と実行の手順
②まずはわが社の事業の現状を分析せよ
・製品別にどれだけ儲かっているか?
・製品のリーダーシップとライフサイクルを調べる。
・顧客別にどれだけ儲かっているか?
・コストの構造を把握する!
・コスト別の対処の方針
③コストダウンのしかたはこうする!
④経営戦略の切り口と立て方はこうだ!
⑤小企業の戦略とはニッチNo1になること!
⑥計画倒れにならない経営計画とは?
⑦確実に経営計画を実行させる方法
2.経営者は経営者の仕事をせよ
「成果をあげる仕事術」
①経営者の本来業務とは何か?
②経営はチームでするものである!
③学習組織を作り、成長し続ける組織を創造する
④ドラッカーが求める経営者に必要なスキルと習慣力とは?
⑤ドラッカー流成果をあげる仕事術
~経営者・幹部に必要なマネジメントスキルとは?
⑥意思決定のしかた
⑦決定的に重要なコミュニケーションスキルの内容とは
⑧なによりも時間管理が大切である。
⑨欠けてはならない価値観
3.小企業には管理情報体系が必要である。
「業績管理のしかた」
①わが社にはまともな数字があるか?
②まずは月次決算を早く正確にしなければ話にならない。
③月次決算では決算予測をしないとダメ
④月次の業績管理のしかたはこれだ!
⑤業績の全体像は経営のコックピットで掴む!
まとめ~ドラッカーの教えを毎日の仕事に活かす。
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皆さんなら聴きに来てくださるだろうか?
ご意見をお聞きしたいところだ。
コンサルティングに強い
御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。