御堂筋税理士法人創業者ブログ

昨日、毎月出席しているお客さまの戦略会議があった。
会議そのものは、急速に活性化しつつあり毎月進歩している。
しかし、資料の具体性、議論の深まり、意思決定の質はまだまだだ。
ポイントは、出席者、特に4人の部長たちの思考力鍛錬にある。

会議のあと、社長と副社長に、
ひそかに考えていた彼らの訓練案を提示した。

事業を担当している副社長は、難色を示した。
部長の時間とエネルギーをそんな学校のようなことに
費やしている時ではないというのだ。
現実主義者で、業績の確保に血道を挙げて取り組んでいる
彼の言い分はよくわかる。

いな、彼は組織の変革その他にまで言及して、彼の所論を展開した。
これに対しては、社長も熱く語った。
「Bさんの気持ちはよくわかる、だが今の話は承諾できない」・・・云々
話は、しばし、わたしの提案から離れて進められていった。

ここは、その筋に従ってじっくりと主張と主張をぶつけ合い、
それについての議論を深めてもらおう。
本音と本音の話をしっかり行なってもらい
相互理解を深めてもらうのが、今後のために大事だと思ったからだ。

しかし、わたしも引き下がってはおられない。
わたしもこの会社の会計参与という役員の立場だからだ。
この会社の未来への存続発展、社員の育成と幸福の付与は
われわれの責務だと考えているからだ。

議論が一区切りついたところで
「ところで、Bさんは、この先10年後のわが社をけん引する人材について
 どう考えていらっしゃるのか?」
と質問した。

Bさんは、
「今、確かな業績を挙げないと、10年後わが社自体の存在が危うい。」
思考のしかた、切り口が異なるので話がすれ違う。

わたしの出した提案に書いてあることが教学的なものだったからかどうか
Bさんも、社長も、研修のための研修と捉えている節がある。
そこに、お二人が躊躇されるポイントがある。

Bさん、社長、わたしの3人は、お互いに感情をコントロールしながら
歯がゆくも、なお粘り強く議論を続けた。

余談だが、この社長は、今年に入って
はっきりと言動のあり方を意識的に変えておられる。
すばらしい思想的進歩である。
原因と結果の関係を踏まえ、
明らかに他人において成果が生まれるためには
どのように振る舞えばよいかコントロールできるようになってきた。
これは、思想学習と修養を続けておられるからだ。
明らかに、コミュニケートする相手の反応が変わってきている。
必ず、業績が挙がるだろう。

わたしはなおも、
「経営者は今の業績と将来の業績のための重要課題を
  バランスを取って進めなければならない。
  わが社にとって将来の課題とはなによりも彼らの教育だと思います。」
と主張し、訓練の重要性、優先度を訴えた。

社長がこうおっしゃった。
午前中の会議の結果を踏まえて
「午後、各自の発表の内容を、厳しいめに指導してもらうのだったら
やってほしいですね。」

なるほど!それはいい!グッドアイデアだと思った。
副社長も、それだったらと了承してくださった。

こういう議論の中から、経営者の意向に沿った
効果的なわれわれの役割、課題が発見されるものだ。

いずれにせよ、わたしに取組みのゲタを預けていただいた。
わたしとしては、考えていたことを実行するという成果があった。
なんとしても、お二人の好意に応えて、効果を挙げなければならない。
それが、お世話になっている会社へのわたしの貢献だからだ。
わたしのテンションはグッと上った!
さあ、来月から彼らの業績を挙げるべく、鍛えるぞ!

コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原でした。

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