御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪の税理士 小笠原 です。

今月の終日研修の課題図書は
本田宗一郎さんの『私の手が語る』です。

永いあいだ読もうとして、ほうってあった本です。
もう絶版で、園田さん(終日研修の準備担当)が
みんなの分を手配してくれました。

本自体はエッセイで読みやすく、2時間くらいで読めます。
読書課題はレポートを書かなくてはなりません。
私の印象に残ったところは次のところでした。

心の修理業(P95~98)

   私が十代の頃、自動車の修理をやっていてはじめてわかったのは、
自動車の修理という仕事は、単に自動車をなおすだけではだめなのだ
ということだった。
  そこに心理的要素がなければならぬことに気がついたのである。
・・・機械もこわれているが、お客の心もこわれている。

 ・・・車をきちんと清掃しておいて、泥のついた靴で乗ろうとするお客がいたら、「あ、お客さん、汚れますよ」とさりげなく注意してあげる。
そういった、ちょっとした心遣いが、相手の不安心をやわらげるのに
役立つのだ。「口先だけでなく車を大事にしていてくれている。こいつ、
親切だな、この男がなおしたものなら、間違いなかろう」という信頼
にむすびつくのである。

   さらに、私は、たとえお客本人が理解できなくても、故障や不具合の原因と、私のとった処置をよく説明したものだ。
・・・お客さんはよくわからなくても「ああそうか」ということになる。

   なおりました、だけでは車はなおってもお客の心まではなおせない。
いかに相手に納得してもらい、安心してもらうかが問題である。
いったいに仕事上の親切というのは、相手を納得させることに尽きる
のではないだろうか。

 

その通りだなと思う。

 仕事というものは、お客さんの役に立つことである。
役に立つとはお客さんの問題を解決することである。
お客さんの持っているフラストレーションを
きれいさっぱりなくしてあげることである。
そこに自分の仕事に対する誇り、対象物に対する愛情が
感じられればなおすばらしいなぁと感じた。

 

私たちの仕事、

「帳簿の記録を通じて、経営の成長・発展・存続に貢献する」ことについても、

たとえば決算書の作成や説明について、

本当に本田さんの持っておられるような、

お客様に対する思いやり、仕事に対する誇りと愛情をもっているのだろうか?

あらためて、私たちの仕事の進め方について考え、

こうした態度を自分にもスタッフにも注入していきたいと思った。

 

税理士小笠原/河原事
務所
 小笠原 でした。

 


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