コミュニケーションをどう説明するか
2008.02.23
ブログ
大阪の税理士 小笠原 です。
池田銀行さんの自然総研で
『計画倒れにならない経営計画の実行法』というタイトルの
セミナーをさせていただきました。
私がもっともお話ししたいセミナーでした。
参加者にコの字式に座っていただき
座談会的な雰囲気でお話しを進めていきました。
この「計画倒れにならない」ということと「実行法」というところが
私のもっとも強調したい、お伝えしたいところなのです。
経営計画の策定のしかた、中身もさることながら
どうしたら、経営計画が実りあるものになるのか
そこには深い人間のやる気がかかわってくると思うのです。
私の中には、会社とは、経営とは結局のところ
人間の集まりであり、人間こそただひとつの意味ある
経営資源であり、人間の働きが成果のための
すべてであるという考えがあります。
そして人間の働きのもとになるやる気は
人と人とのコミュニケーションのありかたに大きく左右されます。
特に経営者、幹部と社員の間のコミュニケーションが
決定的に重要だと言っても、言い過ぎではないと思うのです。
そういうわけで、コミュニケーションは
経営における大変重要な要素なのです。
私の尊敬するチェスター・I・バーナードは
健全な組織の存続の3要素として
①トップの経営理念
②コミュニケーション
③社員の帰属意識
の3つを挙げています。
トップの経営理念は経営計画に通じます。
してみると健全な経営は、健全なコミュニケーションの
存在によることになります。
なぜなら、社員の帰属意識は、その結果だからです。
そこで、実りあるコミュニケーションの存在が
経営計画の成果にとっての不可欠の前提となるのです。
これを、どう皆さんと共有して、
セミナーに参加された方々が深く考えて
そのとおりだなと納得され、
会社に帰って、明日からどうすればよいかの
気づきを得ていただけるか
この説明のしかたの工夫が
目下の私のテーマなのです。
今日、経営計画のセミナーをさせていただきながら
もっと、もっと、皆さんに
そうだ!と膝を打っていただくほどの
説明のしかたをしたいと思いました。
この続きはいつか、どこかでお会いしたときに
またお話ししましょう。
税理士小笠原/河原事務所 小笠原 でした。