経営者がもつべき考え方
2024.07.27
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ドラッカーも書いてますが、経営の良しあしは経営者の価値観と能力で決まってしまいますよね。そこでは経営者の考え方が決定的に大事になります。
そこで、経営者がもつべき、経営の原則、経営の進め方をまとめてみました。まだまだ模索中のものですが、暫定的なものとして発表させていただきます。よろしければご笑覧ください。
経営の原則
Ⅰ 経営者がもつべき考え方(企業経営に関する公理)
1 ビジネスとは顧客の問題解決である
1-1 相手の視点でものごとを見ることが成功への出発点である
2 経営者の価値観と能力が業績と風土を決める
2-1 人の一生は感恩・謝恩・報恩による
2-2 人生は志と意思により決定される
2-3 周りの環境は自らの言動から生じる
2-3-1 ふりかえりが人を成長させる
2-3-2 感情の制御が最重要な課題である
2-4 的確な思考はメタ思考から生じる
2-5 世界も人生も常に進歩の過程にある
2-6 時間の使い方が成果を決める
2-7 教育こそ発展の元である
2-8 リーダーとは教育者である
2-9 手本を示す
2-10 師を持つ
3 物は(理に順うので)理に順って扱う
3-1 現象の因果関係を洞察する
3-2 (数字的に)事象を分析する
3-3 問題解決の手順に従ってものごとを進める
4 人は(情理に順うので)情理に順って扱う
4-1 人は人情と利益の下に集まる
4-2 メンバーの心理的安全性を確保する
4-3 人は自己決定の動物である
4-4 人の強みを活かす
4-4-1 多様性を活かす
4-5 幹部への登用は真摯さによる
5 組織は個人の限界突破の手段である
5-1 組織ではマネジメントを確立しなければならない
5-2 マネジメントにより人のエネルギーの総和を1+1>2とする
6 人と人との出会いが機会を創る
6-1 人は外に出なければならない
6-2 人は人と対話し討論しなければならない
7 数字に強い組織は経済的成果を挙げる
8 教育は未来のわが社を創る
8-1 成人の教育は実践による体験学習による
8-2 職業技能の習得は基本的に徒弟制度による
8-3 学ぶとはまねることに始まる
9 成果は顧客のユニークな問題解決への集中によって生まれるリーダーシップから生じる
9-1 一位は益々強くなる
9-2 継続こそ力である
9-3 やらないことを決めることは集中と同義である
10 高い生産性がよき経営を可能にする
10-1 時間の使い方、今ここで何をするかにより成果は決まる
Ⅱ 経営の原則
1 事業内容に関する原則
1-1 経営の目的は社会に有用な製品・サービスを提供し、メンバーの物心両面の幸福を実現することである
1-2 ニッチNo1の存在をめざし高業績を追求する
1-3 高い生産性をめざす
1-4 先行投資を行なう
2 経営の進め方に関する原則
2-1 全員が参画する経営を行なう
2-1-1 帳簿公開経営を行なう
2-1-2 損益全般を管理させる
2-1-3 小グループに分けて経営管理させる
2-2 経営計画中心の経営を確立させる
2-2-1 目標により課題を自己管理する
2-3 マネジメントの体制を確立させる
2-3-1 PDCAを確立させる
2-3-2 組織の原則とルール(コミュニケーションと意思決定)を定める
2-4 経営を数値制御できるようにする
2-5 人事制度を確立させる
2-5-1 身分・評価・賃金の制度を確立させる
2-5-2 計画的な人材採用をする
2-6 ポジティブな組織風土を醸成する
2-6-1 成果中心の組織風土を築く
2-6-2 学び続ける組織を創る
2-7 教育を経営の中核に位置づける
2-7-1 特に経営者・幹部を育てる
2-7-2 人材育成のしくみをつくる
Ⅲ マネジメントに必要なスキル
1 問題解決と論理思考力
2 エッセンシャル思考とメタ思考力
3 数字に対する感性
4 アイデア発想法
5 コミュニケーション力 - コーチング・ファシリテーション・チームビルディング
6 OJTとティーチング
7 PDCAとタイムマネジメント
8 リーダーシップ
以上