過度の負けず嫌いが最大の問題
2010.11.02
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
事務所では、毎年キュービックという適性検査を全員がしている。
これによって、自分の性格や特性がわかる。
毎年行なう意味は、そこに人柄の変化、自己認識の変化があるか
それを自己確認するためである。
「三つ子の魂百まで」ということわざがある。
わたしの場合、性格の特性はいうのもはずかしいが
気位が高く、負けず嫌いという点にある。
これは、プラスに出るときもあるが
マイナスに出ることも多い。
自己嫌悪に陥ることもしばしばである。
最近、とみに感じることは
何かを見て、聴いて、自分が感じることが
このスタンスからのものであることだ。
そして、実にその弊害たるや甚大なものがある。
ほぼ90%くらい、こうした点からでる
批判的見解、他者の考えに対する思いこみや恐れ
それが健全な思考、そしてコミュニケーション、行動を阻害している。
マーシャル・ゴールドスミスさんが
『コーチングの神様が教える「できる人」の法則』(日本経済新聞社)
で説いてくれる、
最大の問題は、「過度の負けず嫌い」だという指摘は
わたしの場合には、まさにあたっている。
そんなことはまあこの年だから
それなりに認識はしているわけだが
結局、心底からの深刻な反省に立てていないのか
すぐ忘れる、人間としてのおめでたさにあるのか
あまり、人間的に進歩、成長、改善できていないのである。
最近読んだNLPの関連図書に
『コア・トランスフォーメーション』という本がある。
この中では、そうした問題に対し
その根源にあるこころの中の思い、テーマを追求していくと
結局、中心にあるのは
実に建設的で、愛にみちたいくつかのものだという主張がなされている。
そして、それを即座に思い出し、そうした心の状態をつくり出すために
心に何らかのイメージを持っておくことが奨められている。
それは絵でもよいし、ことばでもよいし、音楽でもよいし・・・
人は神様にはなれない。
倦まず、努力し続ける必要がある。
そうしていれば、少しでも進歩が見えるだろう。
ただ、思い邪まないことが求められるが
わたしは、企業と人とに関わっていく上で
他者に自己変革を期待しているわけである。
いちばん変われていないのは自分かもしれない。
そう考えると、最大の問題はこの私である。
事務所でも、最近、香取君や園田さん、佐伯君などが
ものすごく変わってきて、
とてもアグレッシブになってきているように感じる。
すばらしいことだ。
彼らを見ていて、わたしもとても反省し、力がまた湧いてくる思いがする。
ありがとう。
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。