御堂筋税理士法人創業者ブログ

ようやく、セネカの『怒りについて』を読み終えた。

セネカといえば
ローマ時代の初期、暴君ネロに仕えた廷臣である。

悲劇的末路を迎えるわけだが
そこに、悲惨な時代を生きる賢者の心の持ち方
が静謐な筆致で描かれる。

それにしてもすごい時代である。
権力者の仕置きや逆上にかられた復讐など
読むだに、むごたらしく、悲惨である。

その中でも
正当化される怒りはないとして
他者の仕打ちに対する反応を延期させ、
他者の言葉をうのみにせず
怒りに泰然としておくことの偉大さを示す。

最後に
死を待つべきわれわれに
そのようなつまらぬ反応をしている暇があるのかと問う。

きびしいまでもの姿勢だ。
ストア学派、ストイックという言葉の面目躍如である。

もう少し、こうした思想を渉猟してみたい
と思っている。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。

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