御堂筋税理士法人創業者ブログ

来年の経営計画をまとめてくれている
伊東君から、来年の所感を送るように依頼があった。

A4、2枚だが
・経済情勢について思うこと
・今年度の反省と課題
・来年度の基本課題
について、思うところを書かせてもらった。

これを、幹部の諸君の考えとの整合性をつけて
必要な修正を経て正式の所感としたいと
才木君や他の幹部にメールをしたところだ。

さて、この2年間、
わが事務所の経営計画の策定は
徐々に次の世代を担う諸君に
主体的に考えてまとめてもらうようにお願いしている。

これは後戻りできないことで
毎年、わたしの存在感を少なくしていかなければならない。
マーシャル・ゴールドスミスの見識にしたがい
あと数年(a few or several years)で、
経営権の移管を進めなければ。

わたしに力があるかどうかは別として
(大した力はないと思っているが)
次の経営を担うべき幹部の皆さんには
まだまだ構想力と経営の覚悟を
さらに持ってほしいと檄を飛ばしている。

実際、今年の事業計画の実現度は
衆目の一致するところ高いとはいえない。
そこのところを自分の問題として
振り返ってほしいとお願いしている。

経営権の要諦である
事業決定権、資金運用権、人事権の経営3権のうち
すでに人事権はかなり幹部に移してきている。
資金運用権もみんなの意向を無視して勝手におかねは使えない(シュン)。
残すところ、まだ移せていないものは事業決定権である。

その点では、どうしても組織で動いているので
同世代の経営をし、番を張っている人たちに比べ
迫力で悖るのは正直否めないのではなかろうか。

さらに、がんばって、経営の高みから
ものごとをとらえ、判断し、行動を
していってもらいたいものだと期待している。

そう期待しているのである。

きびしいかもしれないが
前世代が、次世代に残せる
ビジネスの贈り物は
育てる、鍛えるということだと信じている。
期待しているからこそ、あえて問うのである。

正月明け
新年度の経営計画の発表である。
楽しみにしている。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原でした。

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