御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

あるお客様の社長さんと
内勤社員の人材育成のための
研修メニューについて考えてみました。

例によって、あるべき姿からです。
一人前の内勤社員とは?
その社長の紡いだ言葉は
・一人で5,000万円の商品のさばきができる。
・在庫の違算率が1%以内
これは大いなる気づきがありました。
そうか、在庫の精度が商品の受注、発注、入荷、出荷、請求など
すべての商品決算処理の最終結果だものな!
この辺は、実務にたずさわっている社長でないと出てこない言葉だ。
・支店長の代わりをできる。
これもすごい言葉ですね。
そうかぁ、支店長が不在の時に
だいたいのさばきができる。
このあたりとっても勉強になります。

さてこれが何年でそうなればよいのか?
「4年ですねぇ」とは社長のことば。

わかりました。
それでは業務の流れに沿って
そこで求められるスキルを考えていきましょう。
ということで、いろいろとスキルをあげていきました。

新入社員のときの教育は、ほぼ営業社員といっしょです。
・新人研修
・得意先への出向体験(これは私もとても大事だと思います)
そのあとは
・業務ソフト、汎用ソフトの操作習得
・相手の心をつかむ応対研修
これはメーカーの研修所にあるメニューで見つけました。
・内勤社員向け研修が二つ
これもメーカーのメニューを活用
それ以外に
・業務改善研修(問題解決)
・計画的な仕事の進め方
が必要ですが、今のところどれにするかわからないので
商工会議所、工業協会、中小企業大学校などの
メニューを取り寄せてもらうように頼みました。

スキル系は以上です。
つぎにコミュニケーション系ですが
傾聴スキルはメーカー研修でするので、
あとは
・コトハナセミナー
・創造経営教室
・コーチング研修
これはコーチングラボさんの公開セミナーに行かせようと思います。
そしてものの見方・考え方です。

げっぷが出るほど多くのメニューですね。
これに課題図書が加わりますから。

これらの研修も含め、
営業マンの研修、管理者の研修などを
年間のスケジュール表にまとめました。
あとは社員のスキルの一覧表を作って
誰がどの研修を受けてもらうかを決めなければなりません。
お値段もすべて書き込みました。
いったいいくらくらいいるのでしょうか?

私は、売上の0.5%は人材育成の予算を取るべきだと思います。
とすると一人当たり、年間50万円になります。
これはちと多すぎるか?
一人20万円くらいでしょうね。

それに税制上の教育訓練費の税額控除もありますからね。
そんな話をしていると
メーカーの研修所からのご案内に
中小企業向けキャリア助成金活用のご紹介というのがありました。
1コース10時間以上の研修に対して1/2の補助金が出る。
早速調べて見よう!

ということで来月にはきちんと来期の人材育成スケジュールを
明確化していこうと考えています。

私たち会計事務所は、お客様の繁栄があってこそ
存在しうる立場
ぜがひでもお客様によい会社になって
儲けてもらわなければ!
そのために私たちは何に貢献すればよいのか?
その第一番手は、人材育成だと私は思います。

コンサルティングに強い 税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原でした。


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