御堂筋税理士法人創業者ブログ

突然ですが

私は映画がすきでした。

でした・・・というのは

今はほとんど見ないからです。

私が映画の話をしだすと

なんぼでもしゃべるので

皆さんうんざりするでしょう。

でも感受性が足りないので

深い鑑賞や理解はできないのです。

私が30歳代のころはまったのが

大林宣彦監督の作品でした。

いわゆる「尾道三部作」

・「転校生」

・「時をかける少女」

・「さびしんぼう」

ですね。

それ以降も

「異人たちとの夏」

「ふたり」

「廃市」など

ノスタルジックで

あまく切なく

非現実的でオカルトな

なんともいえない

映像のワールドですね。

それに主演の女優さんも

わたし好みでした。

富田靖子さんや

原田知世さん

それで、ちょうどできた娘に

はずみで知世と名づけたくらいです。

でも世を知るなんて

哲学的でいいでしょ。

「さびしんぼう」なんか

何十回みたことか

ぜんぶ画面もセリフも

おぼえてしまいました。

「さびしんぼう」は

息子の青春と恋が

母親の青春と恋に

ユニークな方法論で

からみあって

それでいて

べたべたしたり

いやらしいところがない

本当にすばらしい作品だと思います。

あまりに昂じて

原作を読んだり

挙句の果てに

足しげく尾道に通ったものです。

青春18きっぷで

朝早くから子供や妻といっしょに

5時間もかけていくわけです。

ロケ地をめぐり

向島にフェリーでわたったり

商店街をぶらぶらして

お魚をたべて

その上、行商のおばちゃんから

お魚を買って帰るのです。

尾道は、父の故郷である

芸予諸島は大崎上島に近く、

また大学時代の友人の実家があり

そのころから何度か

訪れていましたから、

なんか第二の故郷のような気がしました。

わたしには第二の故郷といえる

大好きな街がいくつもあり

毎年、どころか年に何回も

おじゃまするのですが

尾道はそのはしりかもしれません。

また大林宣彦監督には

クラッシック音楽の良さを

教えてもらった気がします。

「異人たちとの夏」での

プッチーニのアリア

「わたしのお父さん」

「転校生」や「さびしんぼう」

で使われた

「G線上のアリア」や

「アンダンテ・カンタービレ」など

まったく無知だった私が

当今、オペラにはまる

きっかけを与えてもらったのは

正にこれらがきっかけでした。

いま、ドラッカーのまとめを

していまして

退屈しのぎに

YOU TUBEで

荒井由実さんが作った

原田知世さんの

「時を掛ける少女」

を聴いていたら

胸がきゅんとなって

おもわずこんな話を

書いてしまったというわけです。

―御堂筋コンサルティンググループ―

会計事務所の可能性を追求する

御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所

税理士コンサルタント 小笠原 でした。


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