御堂筋税理士法人創業者ブログ

 皆さま、おはようございます。今日も何に変わりのない一日ですが、弊社にとっては特別な一日です。と言いますのは、本日6月3日は、弊社の創業30周年に当たる日だからです。

 1991年(平成3年)6月3日、弊社は、大阪市天王寺区にて開業いたしました。爾来、ちょうど30年間、皆さまに比べれば、さほどの発展も遂げておりませんが、それでも何とか露命をつないでくることができました。

 これもひとえに皆様方のご厚情のおかげと衷心より御礼申し上げます。これからも、より効果的なサポートができるように一意専心して励んでまいる所存でございます。これからもどうぞご厚誼を賜れますようにお願い申し上げます。

 たまたま、本日は弊社の月例の業績検討の会議、コックピット会議の開催の日です。弊社、社長の才木よりあいさつがあろうかと思いますが、小生も創業者として、話をすることとなりますので、まとめておかなければなりません。

 常々思うのですが、ふり返って見ると、小生がなにかできたとかいうことはあまり思い浮かびません。もし周りの人がAppriciateしてくださるとしたら、わたしはメンバーに恵まれたとしか、いう言葉がありません。世の中に偶然というものがないとして、今の弊社の姿は、わたしの限界とかれらの能力の合成物だと思います。

 人と組織、個人と国家、メンバーと会社の関係において、それらはどちらが主でどちらが從か一概に論ぜられるものではないと思います。支え合い、それぞれの価値をさらに高め合うものなのでしょう。「部分の総和を超える全体を生み出すことがマネジメントの課題であり、こうした創造は精神の世界でしか起こらない」とわが畏敬するドラッカーさんも語っておられるとおりです。

 わたしは、わが社の諸君が、この御堂筋税理士法人という組織を活用して、縦横無尽に活躍し、自己を実現してくれることを心より期待しています。わたしがなにより嬉しいことは、こうしたグラウンドを提供できることです。

 「銭はグラウンドに落ちている」とは、南海ホークスの名伯楽、鶴岡一人監督のことばですが、わたしは、銭も生きがいもこの組織に潜んでいると言いたいものです。お互いに切磋琢磨し、扶け合い、一人の落後者もなく、それらを追求していけたらよいなと思います。

 そのためにただ一つ必要なのは、広い意味でのお客様が主役であるといつも思い、行動することです。信頼を勝ち得る、そのために必要なものは、信用できる、任せて安心、親交、お客様の利益を優先することです。そのために、われわれは、知識と人格の修養を飽くことなく磨いていかなければなりません。

 今、わたしの来し方、経営の考え方をまとめているところです。本文の執筆は終わり、今、最後の年表づくりに励んでいるところです。年表を作るにあたっては、2006年以降残っている、手帳、打合せと思索ノート、読書記録を見返し、トピックスを拾い、その中からときどきの関心事や活動、成果などを思い出しつつ執筆しています。

 わたしはすでに経営の主役を降板しておりますが、もしこれからも組織に貢献できることがあるとしたら、次の3つのことでしょう。

1 わたしにゆるされている探求の時間を活かして、皆さんに役立つノウハウを開発していくこと

2 主に経営と仕事への取組みの考え方をメンバーに語りつづけていくことで組織の良心活動をしていくこと

3 主に若手を中心に、人材を育てていくこと

 そのためにも、上に述べた資料をうまく使っていきたいものだと思っています。

会計事務所と経営コンサルティングの融合

御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所

小笠原 でした。

 

 

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