御堂筋税理士法人創業者ブログ

過日、メールをチェックしていたら、
以前、営業トレーニングをさせていただいた会社の営業所長さんから
とってもうれしいご報告のメールが届いていました。

それは、その方がわたしにぜひ報告をしたいという思いが伝わってくる内容でした。
そこで、ご本人のご了解を得て、ぜひとも皆さんにも
メールの内容をご紹介したいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――
差出人:   ゛㈱S T″
宛先:    〈s.ogasahara@management-facilitation.com
送信日時: 2012年7月2日 8:04
件名: こんにちは!株式会社S Tです!

小笠原士郎先生 様

ご無沙汰をいたしております。
私、株式会社SのTと申します。

前回、小笠原先生の営業強化トレーニングを受けさせていただきました。
その節は、本当にありがとうございます。

メールで失礼かと思いましたが是非報告したく、パナソニック様に先生の
連絡先をお聞きしました。

報告内容は研修で習いました重点お客様取組管理表の件です。
私自身、Sの社歴も浅く、非常に失礼な話し
このような営業研修を受けるのははじめての経験でした。

S社内では何度かこのような研修を開催しており、
まわりの社員は研修経験もあり、私自身は戸惑いながら受講しておりました。

正直な気持ちをN社長にお話ししましたら
こういう研修は騙されたと思って一度言われたとおりにやってみて、
その後自分で考えたらいいんです
』というアドバイスをいただき
少し気が楽になり研修を受けました。

研修での内容でありました会議のやり方、社内コミュニケーション
それとこの重点お客様取組管理表を続けてみようと決めました。

時間管理に関しては、社内に週報・行動管理表もあり
少し様子を見させていただいております。申し訳ございません。

最初この重点お客様取組管理表は
私とリーダー、リーダーと所員達とコミュニケーションツールの1つとして
コーチングする際の資料の扱いでした。
そして研修を受けてこの資料も6ヶ月分が完成いたしました。

実際折角作った資料ですのでもったいないと思い、
初めて販売先に見せてみようということになり
各自恐る恐るですが先方オーナーにお持ちしましてみました。

そこで今まで考えなかった反応が返ってきました。
感動されてしまいました
うちのことをこんな風に考えて取り組んでくれていたのかという内容でした。

添付書類先のU様、A木材様は後継者もおり、若い社員も育っており、
今後、将来性も感じる販売先だと思ってました。
しかしオーナー様から出た答えは社員教育に悩み、将来の危機感を話す姿でした。
私自身も担当者も本当にこの資料の使い方を気づかされました。

研修当初、先生はお客様と共有したら
この資料は非常に成果が出ると言う話しをされてましたが
私自身勝手に判断し社内用に使う資料として考えてしまってました。
大変申し訳ございません。

この管理表は、今後、販売先のオーナーとの共有資料として使うことに決まり
U様とは毎月この資料を使いながら会議をしていくことも決定しております。

6月以降も各自重点先を決め、続けていきます。
そしてこの成功例を使って他の所員にも広めていきます。

以上が簡単になりますが、先生に報告したかった内容です。
添付資料はまだまだ精度も低く、
内容を訂正必要箇所もたくさんあると思いますが、どうかお許しください。

このような気づきが出来たのも研修を受けさせて頂いたお蔭であります。
本当にありがとうございました。
また機会がありましたら報告させていただくかもしれません。

非常に一方的な内容お許しください。
それでは失礼致します。

追伸:この添付資料は外部に出されないようにご協力お願いいたします。
勝手なことで申し訳ありません。

株式会社S N支店 U

(※太線、アンダーラインは小笠原がつけました)
――――――――――――――――――――――――――――――――
私自身がとても勇気づけられる内容でした。

さっそく、添付されていたエクセルのファイルを開けてみました。
そこには、見ただけで、お客さまの問題を真剣に考え、
そして半年間それを、この所長さん、担当者、お客さま経営者と
きちんと共有して取組まれた内容と成果が
余すところなく表現されていたのでした。

やっぱり、素直さが成果をあげる根本だなとあらためて感じたしだいです。
精度が低いなんてとんでもない。
お手本にしたいくらいのまっすぐな取組み姿勢だと感心しました。
じわっと、身体の中から感動の波が静かに身体の表面に押し寄せてきました。

ほんとうにこの仕事をさせていただいていて
よかったなと感じました。

コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。


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