御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

今日は日曜日、今月の終日研修に向けて
妙法蓮華経(法華経)をまとめました。

事務所のスタッフの研修で
思想学習としては、今年は仏教思想です。
そのステージが、大乗仏教に入ってきているので
諸経の王、といわれる法華経にチャレンジしたというわけです。

レジュメは18ページ、
法華経の位置づけ、構成、内容という流れで
通読した『図説法華経大全』(学研)と、
インターネットからダウンロードした鳩摩羅什訳の読み下し文を
ベースにまとめ、
あと、インターネットから興味深い記述を適宜参照させてもらいました。

おかげさまで、ずいぶん頭の中が整理され、立体化され、流れがわかり
背景や思想、歴史的な影響もなんとなくわかりました。

読書は、やはりまとめなければなりませんね。
もし、勉強の意味で読書するならば。

わたしのまとめ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

1.概説

 妙法蓮華経の成立は西暦50年頃から順次とされる。
伝統的、保守的な仏教とは異なる、当時の新興商工業者が切に道を求めて、

支持した大乗仏教の教えを編纂した。


その教えは、下記のとおり中国を経由して、日本の思想に大きな影響を与えた。

・鳩摩羅什(クマラジーヴァ)が漢訳

・天台大師智顗が法華経に基づき、釈迦晩年の教えを正法とする天台宗の教義体系を確立

 『摩訶止観』『法華玄義』『法華文句』

・聖徳太子が講義し、注釈書『法華義疏(ぎしょ)』を著す。

・最澄が、わが国における天台宗を開創

・日蓮は、法華経の教えを絶対として、熱烈な信仰をもってこれを尊重した。


本経は、釈尊の晩年に霊鷲山(りょうじゅせん)というところで説かれたという設定である。


内容は、前半が迹門(しゃくもん)、後半が本門、最後半は追加部分という構成。


・迹門=さとりをえるためのさまざまな実践法は実はひとつの教えにいたる方便であることを、
 幾多の喩えを使って説示される部分


・本門=釈尊の本体は久遠の存在たる救済者であるという本経の眼目を述べた部分


・追加部分=さまざまな信仰、特に観世音菩薩信仰を法華経と結びつける。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

まあ、壮大な大スペクタクル、映画でいうと昔の十戒とか(古すぎるかあ?)。
しかし、昔の人がこれを読めば、心ふるえただろうことは容易に推察できる。
世を照らす、灯明であったころだろう。

来月は、世俗の信仰を問いかける、『維摩経』をまとめようと思っています。

※例によって、所望される方はメールをください。

コンサルティングに強い 税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原 でした。



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