御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。

最近読んだ本に『選ばれるプロフェッショナル』という本がある。
この本を読んだ、直接の動機は、
来年以降の事務所(ファームという)のあり方を考えるためである。

それは、今後の私たちの組織が、
いかにして強固なものとして
その思考と活動を展開しつづけられるかという問題意識からである。

むずかしいことはさておき、この本には
つまり、税理士やコンサルタントが
(もちろんそれに限られることではなく、
およそ、人をサポートしていこうとする
すべての専門的なビジネスマンについてだが)
いかに、すばらしい存在となれるかについての考えが書かれている。

単なる専門分野の知識力がある専門家でなく
お客様(クライアントという)から深く信頼され、
さまざまな相談を受けるプロフェッショナルとなるための考え方である。

その要素は6つあるという。
基礎としての、無私と自立共感力
思考としての、判断力(分析力)統合力→結果として『ディープ・ジェネラリスト』としての存在
そして人格としての、誠実さと信念である。

その中で、著者のジャグディッシュ・N・ソースは、ディープ・ジェネラリストになることを強調する。
それは、ひとつの専門分野における、卓越した仕事力だが、
そこから、さらに超えて、教養人としての見識の広さ、深さである。

そのために学びが必要だとも訴える。
ここでいう学びとは、世の中の、人々の意思や行動を決めるメカニズムである。
それが単なる専門バカ(失礼ながら)ではなく、豊かな常識を育む。
それは、歴史特に発達史、経済学、政治学、心理学などなのだろう。

「明日死ぬかのように生き、永遠に生きるかのように学問する」(Sir.トーマス・モア)
すばらしい言葉である。
そうした生き方の最近の好実例は、ピーター・ドラッカーだという。
けだし、そのとおり!爪の垢でも煎じたいものである。

コンサルティングに強い税理士法人小笠原事務所 大阪 小笠原
でした。


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