御堂筋税理士法人創業者ブログ

高橋さんは、加古川でルクール・メゾンという工務店を
ほぼ、一人でなさっている方である。

ご縁があって、私がお客様のI社でしている
工務店の集団経営指導会議に参加されておられる。

この取り組みは、
工務店ビジネスの高業績化についての
私の方法論を実践してもらう場である。

具体的に言うと
経営のコックピット、販売促進のフレームワーク
という2つのツールを使って
販売目標を達成するための活動を仮説立て
その経営活動の量と効果性を検証していこうとするものだ。
(すごくわかりやすいと思うので皆さんもぜひ試してください)

さて、高橋さんはほんとうに、まじめでひたむきな方である。
そのことは、数回お会いしているうちによくわかった。

ところがなかなか成果があがらない。
(工務店だから、成果とは受注である)
まじめでひたむきなところ以外にも、彼のよいところとして、
すなおで、基本の捉え方が善意で、誠実なところがある。

一方、課題は、表情が基本「困った」モードで、やや思考パターンがネガティブ、
多少、言動やプレゼンスがもっちゃりしているところだろうか。
(ごめんなさい、高橋さん)

まず、わたしはネガティブな思考様式を
ポジティブにしてもらいたいと希った。
そこで、高橋さんにフィードバックし、アドバイスした。
「高橋さんは、表情が基本困ったモードやなあ。
 いつも、笑顔でおるように努力してみい…」
「コトハナセミナーっていうのがあるけど
 行ってみたら?」

ということで、コトハナセミナーに通われた。
そこで、GAというアシスタントもされたということである。
ここらへんが、すなおで積極的でいい。

まじめに、近隣にポスティングをしているということなので
ある時、そのちらしを持ってきてもらった。
拝見すると、あちゃー(× ×)っという感じである。
たいへんセンスが???なのである。
これでは、効果がないだろう。

そこで、彼にアドバイスしたのは、
「高橋さん、知り合いの佐藤さんというマーケターが
 あきない実践道場っていうのをやっているから
 通うてみたら」

ということで、佐藤さんを紹介し、
高橋さんはせっせとセミナーに通われた。

そこで学んだ、ストーリーちらしという手法を
近隣のターゲットエリアでまかれた。

その成果ややり方を、会議で発表されたのである。
年末で、クリスマスに向けた集まりから、
新年の、おもちつき大会へとお客様を誘導するストーリーだ。

これが、奥様のレタリング能力と相まって
すばらしい、整ったかわいい手作り感満載のちらしなのだ。

これはいい!と直感した。
びっくりするほどお客様がいらしたとのこと、
まったくうなずける話である。

そして、先日!ついに、新築受注!
すばらしい!
絵にかいたようなサクセス・ストーリーだ。

佐藤さんと私との工務店向け
コラボ・セミナーに参加された高橋さんが
佐藤さんの成功事例として
事例発表をしておられたが、
ぼくとつとしたお話しぶりが、
参加者の心に深い納得性を生み出していた。

このように、マーケティングは
具体的方法論だ、実践だ、そして熱意だ、
継続だ、思考錯誤だ、全員参加だ。

そして、取り組めば必ず答えが出る。
特にBtoCの商品販売では、短期間で成果がでるものだ。

高橋さん、おめでとう!
腕を上げつつありますね。
ほんとうによかった。

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 小笠原 でした。


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