御堂筋税理士法人創業者ブログ

過日、弊社の第300回
コックピット会議がありました。
なんと長く続いたものでしょうか。
丸25年を経たわけです。

コックピット会議は
わが社の経営検討の場で
業績や経営計画の進捗状況を検討し
意思決定をする場です。

ふだんは社内だけでしていますが
偶数月は社外の人にも
開放して、希望者には
見学してもらっています。

過日も、満員御礼で20名弱の方が
お越しくださいました。
大半の方が会計事務所の方々です。

さて会議中に、
気づき、まとめ、感想や質問
取り入れることなどをメモしてもらい
見学後それらをコピーして
全員で共有することにしています。
そして、質疑応答をしていくのです。

この日も、昼食をはさんで
共有と質疑応答をしていきました。

その中で、
会計事務所の先生方や職員の方々から
さまざまな実状の説明や
質問をいただきました。

「この会議を見て、うちの所員を
 全員入れ替えたくなりました。」

「うちでも会議をしているのですが
 なにを話しても
 できないと反発ばかりで・・・」

「仕事に追われていて
 創造的な取り組みが

できていないのです。」

「うちの会議がじゃれ合いみたいで
 しまりがなく、緊張感に

 欠けているのです。」

「R&D時間(未来のための仕事)の
 比率を管理しているとのことですが
 日常業務に追われ
 そんな時間はとても取れません。」

「これだけの資料を作るのに
 いったいどれくらい
 時間がかかるのでしょうか。」

「実は私今とてもブルーなのです。
 実は確定申告をしおわった
 お客様から解約されまして
 500万円の売上がなくなり、
 経営に大きな影響があります。」

現在の多くの会計事務所の

おかれている経営状況が

わかるようなお話です。

私も真剣にお答えしなければと

率直なフィードバックを

させていただきました。

「状況はよくわかります。

 しかしそうした業務の構造を

 変革しなければ

 ありたい方向には

 いけないのではないですか?

 そのためには

 トップであるあなたが

 決意をもって

 臨まなければならない。

 戦略実行の要諦は

 何かに集中するためには

 捨てるものを決めることです。」

もちろん、このような

認識と決意には

そうとうの見識と勇気が

必要だということは

重々わかっています。

生意気ですが

私が、その先生方の

相談相手として

じっくりと相談いただいたら

何年かの取り組みで

変革していけると思うのですが…

経営コンサルティングと会計事務所の融合

組織デザイン研究所&御堂筋税理士法人

税理士コンサルタント 小笠原 でした。

 


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