「この頃うちの社長、器が大きなって来はりましてん!」
2012.06.23
ブログ
経営の価値観講座、第3回目
例によって、皆さんから修養目標の実践の成果を
発表していただいています。
一番バッターは、36歳の若き経営者Sさん
目標は、『笑顔で人に接する』
「笑顔をつくるのはなかなか大変ですが、
この前、ある社員から、
『この頃、社長、器が大きなって来はりましたね』
っていわれました。」
「この社員、お客さんに向かっても、
『この頃、うちの社長、器が大きなって、来はりましてん』
っていうんですよ」
とのこと。
いきなり、来た!来た!来た!っていう感じ、
参加メンバー一同、「すごーい!」と感嘆
この社長、とにかく素直!
がむしゃらに取り組んでくださる。
先月も、家庭で奥様や子供たちとの
関係が劇的によくなったとの報告
ほんとうに、すばらしい初期の成果だ。
「Sさん、その社員、何歳?」
「ええと、僕より年上、46歳かな?」
「そう、仕事はよくできる方?」
「いや、それがそうでもありません」
「そうですか。今月、1ヶ月、そのモードで接して
よーく、その人の仕事ぶりを観察してくださいね。」
「といいますと?」
「いいですか、今のような反応をもらうことをフィードバックといいます。
これは、いわばSさんが態度を変えたことに対する相手の一次反応です。
真のねらいは、そこから彼の仕事ぶりが変わることです。
それが2次反応です。
そこをしっかりとつかむことです。
それが、価値観学習の真のねらいです。
自分が変われば、世界が変わる
その『原因と結果の関係』を確認することです。
いいですか?」
「わかりました!」
自分が変われば、周りが変わるの正に好例だ!
他のメンバーの励みにもなる。
来月のご報告がとても楽しみだ。
これだから、価値観学習はすばらしい!
経営者が変われば、組織はあっという間に変っていくのだ。
コンサルティングに強い経営エンジン研究所/税理士法人小笠原事務所
大阪 小笠原 でした。