いよいよ西洋哲学のまとめは近世に入ってきました。
2010.02.08
ブログ
大阪のコンサルティング税理士 小笠原 です。
去年の12月からからまとめ始めた西洋思想ですが
やっと時間ができて、昨日から近世・近代の
思想家の考え方をまとめにかかりだしました。
そのしょっぱなは、やはりルネ・デカルトですね。
「われ考える、ゆえにわれあり」
なんのこっちゃ?っていう人ですよね。
でも気になる・・・われわれの現代の人間の思考に
とんでもない大影響を与えているように思うのです。
よくも、あしくも。
高校1年生のとき
わたしは出足でつまずいて
とんでもない劣等生生活。
授業にまったくついていけないみじめなお客さん
落ちこぼれの気分はほんとよくわかります。
なぜそうなったのか?
予習とか復習とか、中学校までの私の生活に
まったくなかった単語が意味する生活習慣が
必要だったのでしょうね。
この克服には数年かかりました。
でも、今から考えるとよかったあ。
よい失敗経験でした。
話しがわけのわからない方向に行きました。
いいたかったことは、
このときの担任の先生が数学の小林先生で
その先生が、デカルトの『方法序説』を読むことを勧められたのです。
読書習慣などまったくなかった私は
それでも不思議なことに
おかあさんにねだって、
中央公論社が出していた世界の名著を
毎月配本してもらっていたのですね。
その中にあったのですよ、デカルトが。
それでさっそく読んだら、ちんぷんかんぷん
まったくお手上げでした。(今でもその気ありですが)
おもしろくもなんともない。
そういうトラウマがあるのですよね。
『デカルト』ということばに。
でも今度ばかりは、しっかりとまとめたいですね。
私のまとめ方は、入門書を3冊、中級編を1冊
もちろん原書などは無理無理(首をはげしく横に振る)
これを順番にワードにまとめていきます。
そうするとけっこう立体的に理解できるのですよね。
ただ単に読んでもわけわからんものが
それなりに、あはーん、そういうことなのかあ
なんて、猫に小判?ではなかった。
馬子にも衣装?これもちがうか?
まあいい、いい、そんな感じでわかった気になるのです。
でも偏見かなあ、デカルト、悪い奴じゃないけど
でもあんまり大好き感はおこらないなあ。
それよりも、
「人間はひとくきの葦にすぎない。それでも人間は考える葦である」
と考えたパスカルにより共感を覚えるなあ。
それにスピノザとか。
デカルト、スピノザ、ライプニッツ、ルソー(好きになれない)、
ホッブス、ロック(けっこうすき)、バークリー、ヒューム
カント(つめたいなあ)、フィヒテ、シェリング、ヘーゲル(この辺から問題)
ショーペンハウエル、フォイエルバッハ、ニーチェ、
マルクス(好きになれない)、フロイド・・・
なんやかやいっぱい続きますが、舌を噛みそうですし
あたまがぐちゃぐちゃになりそうですが
その中をひたすら疾走するのがいいのですよね。
ひっとしたらMかなあ。
しかしこう考えると
わたし的には、アリストテレスよりプラトン的ですよね。
観察型でなく直感型です。
16の性格でいうと何にあたったかなあ。
さて今朝は、デカルト→パスカル→スピノザときて、
ライプニッツにかかっています。
なんでこの俺がこんなことしてるのやろ?
いまだによくわかりません。
なぜか気がつくと、こんなことに浮き身を費やしているわけです。
でも、この問いに答えが出ることを
気長~に待ちつつ、キーボードを叩いているのですね。
今日はよくわからない述懐に終わりました。
コンサルティングに強い税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原
でした。