お客様といっしょにコックピットづくり
2014.05.09
ブログ
昨日は夕方からお客様の会社を訪問
目的はコックピットづくりだ。
週明けに、新しい年度の経営会議が始まる。
そのための資料の体系化と整備の
最終打ち合わせである。
ここは製造業だから
生産のコックピットが大事だ。
特に生産は業種・業態によって
その形態が多種多様だから
それに合わせてコックピットを
設計しなければならない。
実のところこれが楽しいのだ。
その会社の生産のメカニズム、
管理者が大事にしている
管理のポイントが明確になっていく。
それにつれて、課題も明らかになっていく。
本音でいうと細かな表を設計し
必要な数字や計算式、データどりを
いっしょに考えていくので
脳みそのエネルギーを消耗するのだが。
そして皆さんと一体となって考え
徐々に資料の体系が私の中で
だんだんと姿になっていく。
夜の作業だし、疲労はあるのだが
不思議に頭はクリアーになっていく。
皆さんもお仕事の後で
実は疲労困憊だろうが
一緒にお付き合いいただく
姿勢に頭が下がる。
この会社の場合、3つの生産部門があり
それぞれによってボトルネックや
管理のポイントがちがう。
皆さんが作っておられる資料と
にらめっこしながら
ちょうど3時間だいぶデザインできた。
あとは、私が持ち帰って試作品を作って
週末に会社に提示する予定だ。
なんだか、デザイナーか建築家
になったような気分。
しかし、経営管理の
とても重要な作業なのだ。
そこに惜しみなく
エネルギーと時間を割かれる
この会社の経営者と幹部の
見識の高さには尊敬の念をいだかざるをえない。
しっかりとした資料をお作り申し上げ
皆さんが的確な議論と意思決定ができて
この会社が好業績企業となることを願っている。
目標は、売上高利益率10%である。
そして、それは必ずできる!
会計事務所活用の可能性を追求する
御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。