御堂筋税理士法人創業者ブログ

昨日は月末、
誰でもご参加いただける、
毎月のお客様向け経営セミナーの日であった。
⇒ http://k-cel.jp/seminar/o1.html

昨晩も18名ものご参加をいただいて
18:00~19:30の時間帯で
『風通しのよい組織の作り方』と題して
お話をさせていただいた。

さてその話の骨子をご紹介しておこう。

私の経営サポートの理念は
お客様に高業績企業になっていただくことだ。

そのためにはアイデアがどんどん社員から湧き出る風土を創ることだ。
なぜならヒット商品は試行錯誤の結果生まれるからだ。
そのための風土とは、『明るく元気で真剣な風土』である。
それは社長の、社員の話を聴こうとする姿勢で決まる。
そして、全員で考える、盛り上がるしかけをしていくことだ。

ポイントは10ヶ条にまとめられる。

1.業績を上げる。

  なんといっても、儲かるから雰囲気が良くなるのだ。
  ものさえバンバン売れれば、およそ経営の悩みなどなくなるからだ。

2.経営者が、コミュニケーションの腕を磨き、
   ドラッカーのいう『聞け、話すな』を実行する。

  その理由は、上に書いたとおりである。
  ところが経営者は、講釈好きである。
  これを直すことが修行である。

3.経営者が自分のリーダー・シップスタイルをマネジメントする。

  経営者の態度が、会社の雰囲気を決めているのだ。
  まず、その自覚が必要だ。
  そうとわかったら、本能のままにふるまわずに演技をすることだ。
  ビジネスマンは、家の玄関を出たら、帰宅するまで
  舞台の上の俳優なのだ。

4.個人面談を実施し、社員の声を聴く。

  社員は、話を聞いてもらいたがっているのである。
  そして、経営者にとって、情報が耳に入ることが
  よき意思決定の前提なのである。
  そうとわかったらやることは一つだ。

5.毎年、定期的組織診断、社員アセスメントを行う。
6.社員アンケート実施と報告、組織開発への取組みをする。

  これらは、組織の定期的健康診断である。
  経営者のしてきたことの結果がおのずとあらわれるのである。
  真摯に受け止めよう。

7.社員のコミュニケーション・スキルの開発に努める。
8.会議では社員の活発な意見交換に誘導する。  

  開かれたコミュニケーション、
  自由活発な会議の雰囲気、
  これらに必要なスキルは、トレーニングによって習得される。

9.マーケティング委員会、アイデア会議で活性化する。

  いちばんよい全社員の巻き込み方は
  増販、お客様のファン化について全社員に考えさせることだ。
  そのための仕掛けは、全社員をメンバーとする
  マーケティング委員会を毎月開くことである。

10.報酬のしくみとしかけをしていく。

  お金の報酬、こころのごほうび、
  特にこころのごほうびはたくさん作ることだ。
  コストはゼロだからである。

参考にしてください。
今日から8月、がんばりましょう!

コンサルティングに強い御堂筋税理士法人&経営エンジン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。

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