御堂筋税理士法人創業者ブログ

大阪の税理士 小笠原 です。

夫婦の誕生日が近いので、
お祝いの食事に出かけました。
余談ですが、私たち夫婦は同じ誕生日です。

時々行く、割烹のお店で食事をして
小腹程度分、まだお腹に入る余裕を残して、
近くのお寿司屋さんに行きました。
ちなみにこのお寿司屋さん、
先代の大将がご存命のころには
それはそれは繁盛していたお店です。

ところが昨日、私たちが暖簾をくぐると
お客様は「0」、
お母さん、息子さん、職人さんが
ひまそうに表をぼんやりと眺めている目に出会いました。
「?」

ネタケースを除くと、干からびた感じの魚や貝が
ちょろちょろと入っている程度です。
「まちがったな」と直観的に感じて、
鯛のあら煮とお酒を頼んでぼんやりとカウンターに座っていました。

そこにお一人のご年配の、仕立てのよいジャケットを着た紳士が
入ってこられました。
そして、いくつかにぎりずしを注文されて
黙々と、さっさか、口に運ばれていました。

「ぼく、食べるの早いやろ」
お店の人に、お話しされているのが聞こえました。
「そうそう、雑誌に君ところの推薦の記事を載せといたから、
 知り合いの○○館(よく聞く喫茶店のチェーン店のようです)
 の社長にも、書いておいてもろうたから・・・」
「しっかり、がんばるのやで・・・やっぱりな、自分とこの特徴のある
 メニューを工夫して出すのやで・・・」

ずいぶん親身になって、やさしく話しておられました。
家内は、どこかでお見受けするお顔やなあと思っていたらしいです。

そして、食べ終わられてお店を出て行かれるときに、
「そやそや、僕ね、明日の朝のNHK、 『ルソンの壺』ていうのに
 でるのや。時間があったら見て」
と言い残されて、
家内と私に、「お先に」とお声を掛け、出て行かれました。

そのあと、おかみさんが
「あの方、がんこ寿司の会長さん なんですよ」と
ああ、それでどこかで拝見したお顔なんだと
家内と二人、顔を見合わせたのでした。

翌日朝、8:00テレビのスイッチを入れました。
ルソンの壺に、昨日の会長さんが、昨日と同じお顔で
でておられました。

和歌山の下駄屋さんをしていたご実家から
大阪に出てこられ、一代で
100店舗以上、年商200億以上の立派な
外食チェーン店を作られた歴史、開業の折りの徹底調査
27歳で寿司屋に丁稚に行かれたお話、

経営への考え方、社員の育成、自社での豆腐づくり、
産地直送、減農薬の野菜などこだわりの食材の追求
徹底したお客様の立場に立った、値段、ボリューム、
盛りつけの追求とこだわり、社員へのしつけや指導ぶり

なるほどこの方なら、バランスのとれた経営が
できるだろうと感心しました。

昨日、私たち以外にひとりもお客様がおられなかった
お寿司屋さんの息子さんへの励ましと援助、

熱い思いがないとできないことです。
亡き大将とのお付き合い、ご縁、ひょっとすると御恩が
おありになったのかも知れません。

やはり、大きなお仕事を達成される方は
日ごろの行動や思いも、私たち凡人とは
まったく違うなあと改めて思ったのでした。

いろいろ、心に思うことがあった経験でした。

税理士小笠原/河原事務所 大阪 小笠原 でした。

 


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