とてつもない高収益企業にびっくり!
2014.05.02
ブログ
さあいよいよ5月である。
「楽しや五月 草木は萌え
小川の岸に すみれにおう
やさしき花を 見つつ行けば
心もかろし そぞろ歩き
うれしや五月 日影は映え
若葉の森に 小鳥うたう
そよ風わたる かげ行けば
心もすずし そぞろ歩き」
とはモーツアルトの五月の歌
私も大好きな季節である。
たっぷりと楽しみたいものだ。
さて、話は変わって、
過日、ご相談をいただいた
ある会社を訪問させていただいた。
詳細ははばかられるが
とてつもなく高い生産性を誇るお会社で
びっくりして、目をまるめてしまった。
1人当たりの生産性は、並の同業他社の4倍
私の狭い経験の中では見たこともない高さだ。
当然のことながら売上高利益率も驚くほど高い。
凡庸な会社なら粗利益率といっても
おかしくない数字である。
なぜこのような高収益企業を
創り出すことができたのか?
経営者のご説明をお聞きし
経営方針書や経営管理システムを拝見して
なるほどなあと納得が入った。
すばらしいビジネスモデル
つまり目の付け所と
徹底した管理のしくみ
それを可能にした
経営者ご自身の洞察力、分析力、
数字力、探求心がある。
私も若いころ大変参考にさせていただいた
一倉定先生流の経営計画書、経営指針
ムサシノの小山流など
勉強に勉強を重ねられて
ご自分のものとしておられる。
そこに、生きた見本を拝見した感じがする。
そうした方針の徹底力において
私など足許にも及ばない。
税理士など16人替えたとのことである。
そのご経験から
「小笠原さんは、よく仕事の内容を知っておられる」
とご評価いただいたが
穴があったら入りたい。
しかし税理士をこれだけ替えられたお話は
ある種、日ごろ私が感じていることと同じで
胸がすく思いである。
税理士の役割と選任の重要性について
世の経営者の方々に
これくらいのこだわりを
お持ちいただきたいところでもある。
それはさておき
はっきりとニッチOnly1と言える
進化し続けるその経営戦略
あくなき経営の学びと探求
徹底した業務システムと生産性の追求
方針の徹底と訓練
そうした一つひとつへの
妥協のないこだわりと徹底に対して
帝国データバンクが
70点に近い評価をするのも当然であろう。
目をこすって
お見せいただいた資料やしくみを拝見し
耳穴をかっぽじって
社長のお話をお聞きした。
勉強することは
まだまだ、山ほどあると思った・・・。
税理士活用の可能性を追求する
御堂筋税理士法人&組織デザイン研究所
大阪 税理士 小笠原 でした。